2012年7月3日火曜日

『傾世皇妃(傾城の皇妃)』

毎日雨が続いて、キュウリは病気になって雨で薬がかけられないまま立ち枯れ。庭のトマトが水分多過ぎで、皮がぱしぱし弾けてかわいそうになってます。あぁ〜、悲惨な庭です(涙)。

さて…外仕事がはかどらない梅雨で、ドラマ見てます。
いつもワタシにドラマの視聴指南をしてくれる、ありがたぁ〜い知人が、いつもより強くプッシュするのよ『傾世皇妃(邦題:傾城の皇妃)』を。私の好みを熟知してる彼女が薦めてくれるドラマはめったにハズレがないので、つい…一話を見始めたら止まらなくなってしまいましたよ。
このドラマ、韓国のじゃありませんよ『華流ふぁーりゅう』です。去年、台湾ドラマを見始めて、なかなか韓国に戻ってこれられない(笑)アタクシですが、こりゃますます…戻れなくなってきましたよ。番組の終わりと次回が日本のバラエティ番組みたいに重なってたり、いいところで歌詞の入ったBGMが流れる韓ドラがキライだったから、そういうところがない素直な感じの台湾の演出が好きだなぁ〜。『공주의 남자 王女の男』を見ようと”衛星劇場”の契約して、『傾城の皇妃』見始めたら、9月までやめられなくなったというかたも多いみたいですよ。残念なコトに『王女の男』は7月8日からBSプレミアムでやるんだけどね。チッ…NHKめ。

そこらへんはさておき…『傾世皇妃』。
まずは雰囲気を味わってほしなぁ(すごく長いから、ヒマな時に見てね)。


台湾ドラマって、始めっから、ラストが分かるようなオープニングとエンディングなので、先が見えないとドキドキしちゃうワタシにぴったりなんです。それに、このドラマ、原作の小説がベストセラーだそうですよ。筋がしっかりして、いろいろあとになってつながっているところも二重丸。
『성균관 스캔들 トキメキ☆成均館スキャンダル』も小説のほうが好き(もちろんドラマはドラマで、おもしろかったし好きだよぉ〜♪)なので、この小説も日本語に翻訳されないかなぁ…。中国語ができる方に頼みたいですよ、ほんとに。Facebookつながりの人は「えーっ!きままさん、コメントを中国語で書いてんじゃん」とおっしゃる方もいらっしゃいましょうが、你好ニンハオとかなら誰でも書けるよぉ(滝汗)。しかも相手は、わたしがしゃべれないの知ってる日本語ペラペラな人だし、偉大なGoogle先生もいるし…。

あら、話しがそれちゃったわ。

『傾城の皇妃』は、まだ放送したのは半分ってところなんですが、まぁー、出てくる女優さんもキレイな人、俳優さんもイケメンばっかですよ(そこかい!)。いつも台湾ドラマに出てくるおかーちゃんや、背の低い弾丸トークの男優さんとかぜんぜん出てこなくて、きれいどころばっかりこれでもかぁ、これでもかぁー!…って出てくるの。そりゃ中には”手を入れた”人もいるかもしれないけど、韓国の人みたいに大掛かりな”工事”してない美人ばっかりなのさっ。若い人はもちろん、お母さん役の人も、出てくる人がみぃ〜んなきれいなのよ。いやぁー、さすが、台湾と香港と中国の共同制作、人材が違うわぁ。

いろいろサイトを探すけど、なぁ〜んの資料も出てこないのよね。人物相関図とか、歴史の説明とか欲しいですよ、ほんっとに。登場人物の名前が覚えられなくて、ツラいです…。作っちゃおうか、わたしが(爆)。
そのくらいおもしろいんですよ、ほんとに。うちにきて見てくださいよぉ(著作権法もキビシくなっておりますものね。守っていただけるようお願いする立場ですので、このようなお固い事を言ってしまって…どうかご了承ください)。

話しの筋をあれこれ話したい気持ちは…そりゃーもぉーいっぱいですけど、ネタバレしちゃうのも、趣味丸出しで!印や♡マークが飛び交ってるコメントもワールドワイド的にはどうかと思いますので、ここはざっくり…時代と場所の解説。

時代は「唐が滅亡し群雄割拠する五代十国時代」…って衛生劇場の紹介サイトに書いてあるから、唐から宗になる前のゴタゴタだから…平安時始めくらい? 世界史はニガテだから、ここは一発Google先生にお尋ねしてみましょう。

そこいらあたりの地図。やっと二次利用可の画像が出てきましたよ(自分で地図を書けばいいんですけど、パソ子さんの調子が悪くて、そういう余裕がないよぉ)。
『この画像はCreative Commonsクリエイティブ・コモンズのライセンスのもとに利用を許諾されています』

后は日本語だと後、汊は漢みたい。

地図の右下の島が台湾、右の切れた部分に朝鮮半島。


地図が大きくて分かりにくいから、今の地図も貼りつけとくね。


出てくる国は、楚(907〜951年)と、蜀(前蜀907〜925、後蜀934〜965)と、北漢(951〜979年)。周もチラッと出てきた(途中までの視聴だから、よく分かってないの)けど、時代的に後周? そう考えると、登場人物の年代が微妙にズレちゃうね。フィクションかなぁ? これ以上はよくわかんないので、スミマセン。

北漢の北はモンゴル。だから、毛皮しょってる服なのね。一瞬「おまえは道明寺かぁ?」と思っちゃいましたよ(爆笑)。
そうそう…そういう冗談はさておき、衣装もきれいなのよぉ〜! 王妃様の髪型も髪飾りも抜かりないの。セットも小物も、まぁー、ほんとに豪華だわよ。
今ちょうど半分あたり。YouTubeで話は全部出てくるけど、悲しいことに中国語。番組終了まで待つしかないかなぁ。私の中では『トンイ』を超えたかも…。NHKの地上波でやってくれたら、みんなが見てくれるのになぁ〜。