おはようございます。きょうもぴっかぴかの天気ですね
きのうは一日家の中で、有楽町の国際フォーラムで行われている『ラ・フォル・ジュルネ』の生中継をNHKーFMで聴きながらごそごそしてました。
あぁ〜、行きたい…。
あの雰囲気が大好きなんだよなぁ。
集まった人みぃ〜んな…音楽に興味がある人なわけでしょ。その共通点だけでもうれしいのよ。同じ空間にそういう人がこんなにいろいろいるって思えるのが…。
そんな気持ちで、早めの晩ごはん(というか、超おそいお昼ごはん)をかたづけてたら急に焼き物をしたくなりましたよ。キレイになった台所で揚げ物したくなるのといっしょで、わたしの悪いクセです
きょうはスコーン。
お菓子を焼こうと思って薄力粉は何種類も買ってあるんだけど、子どもが全員いなくなっちゃったからおやつが要らないの。もちろん自分は時々食べたくなるけど、10も15も食べちゃダメでしょ。作るのにちょうどいい量は、そのあたりがひと単位になっちゃうんだよね。ひとつとだけは作れないから『キャベツ畑』に買いに行っちゃったほうがいいの。
あれ?
なんの話だったっけ??
あぁ〜、薄力粉だ。
そうそう、それで朝のパンのかわりにスコーンにしちゃおうと思ったわけですよ。スコーンなら薄力粉が使えるからねぇ。きょうのレシピ、書いとくね。
【レーズンの入らないあまくないスコーン】
準備:
オーブンは190℃で予熱。
天板にオーブンシートを敷いておく。
薄力粉250g(1カップと大さじ3)とベーキングパウダー大さじ1をあわせてふるっておく。
バター70g(200g入りの箱ではじから4㎝くらい)を1㎝の角切りにしてしっかり冷やしておく。夏場は切って冷凍庫に入れておいてもいい。
牛乳80g生クリーム50g全卵(MかMSサイズ)1個を混ぜあわせて冷やしておく。
手順:
1. 粉に砂糖大さじ1と塩ひとつまみ(指二本)をくわえて、バターを入れ切るように混ぜる。
ボウルの直径が30㎝以上あったほうが粉が飛び散らなくて安心です。
手の熱さでバターが溶けるので、カード(プラスチックの板状のもの)でするときれいに混ざります。木べらで上からバターを割るように混ぜていくといいかもしれません。フードプロセッサでやるといいみたいですけどうちにはないからどんなかんじかわからないの。もし、ベタついたらいったん冷蔵庫に入れて、冷やして作業したほうがラクです。
無塩バターがなかったら、わざわざ買わなくていいので有塩バターを使ってください。その時は塩ひとつまみは入れません。
2. 液体を加えて、ひとまとめにする。
生クリームがない時は、牛乳をその量足して130g(厳密には125g程度がいいかも)で作れば大丈夫。
卵もない時には、牛乳だけで150gにしてベーキングパウダーを少し減らして小さじ2くらいにしてもいいかも…。べたべたさわりすぎるようだったら大さじ1のままのほうがいいです。ベーキングパウダーって水を科学反応して発泡するので、混ぜて時間が経つと膨れにくくなるんですよ。手早くできるなら、量は少ないほうが酸味が残らなくて私は好きですが、どうしても失敗したくないお持たせの日には減らしません。
3. 打ち粉をした台で1.5〜2㎝の厚さに伸ばして、丸い型で抜く。
あれば直径5〜6㎝くらいのせルクルで、なければ12〜13個くらいに包丁やスケッパーやカードで四角くカットしちゃえばオッケー。生地がついてくるようなら粉を型や包丁に叩くとやりやすいです。
あまりにもベタつくようなら、少し冷やしたほうが作業がしやすいです。
4. 表面にハケで牛乳を塗って、予熱したオーブンで190℃20分。
この温度はガスコンベックで焼く時。焼け具合はオーブンのくせによるので、15分くらいから様子をみてください。15分ででこげるようなら少し温度を下げてください。
25分経ってもいい色に焼けないようなら、次回はもう10℃あげてみてください。焼きだけで味の決まるものは、本に書いてあるより長い時間焼くよりも、少し温度を上げて規定の時間におさまるほうが美味しくできることのほうが多いです。
焼けたぁ〜♪
焼いてるあいだにイチゴのジャムも炊きました。(奥のチェックの瓶ね♪)
冬のあいだにジャリッと固まってしまったハチミツがあったので、きょうはハチミツのジャム。これもレシピ載せときますね。
【イチゴとハチミツのジャム】
1. イチゴひとパックは洗って水気を拭きながらへたを切り落とす。
2. ハチミツ大さじ5と混ぜてしばらく置いておく。
3. 水気が出たら煮る。
手をかけるなら、イチゴを取り除いた水気だけで先に煮て、煮詰まってからイチゴを入れてシロップを吸うように炊いて火から下ろすと、イチゴの色もきれいで、フレッシュな風味が残ってます。
これであしたの朝は完璧
そうそう…完璧の璧って、わたしは壁(脚が土)だと思ってたんですけど璧(脚が玉)なんですね。このあいだ作家さんから教えていただいて初めて知りました。壁(かべ)だと思いこんでました。
始めの意味の成り立ちを考えると、”ぎょく(たま)”なんですよね。今までウソばっかり書いてたのね…はずかしいわ。
生クリーム開けちゃったので、パンナコッタも。
これは、いつものうちのおやつだったけど、食べる人がいなくなって食べちゃいけない人ばっかりだからなかなか作らなかったんだけど…、まっいいか?
【かんたんパンナコッタ】
粉ゼラチン小さじ2を水大さじ2でふやかして、牛乳1カップ、生クリーム1/2カップ、砂糖大さじ2を鍋であっためた中に入れて、沸騰直前で火を止めておしまい。
そんなことをやってたら簡単にできるエプロンがほしくなって、アトリエに移って一枚エプロンを縫ったら夜の10時。
なんだかすっごく充実した一日になりました。
さ、きょうはなにしよっかな?