2011年3月19日土曜日

作れることのありがたさ

I respect her.

お店にはパンが棚から無くなっていました。
お友だちのお子さん、それを見て不安がったそう…。

そりゃそうですよ。
いつもあるものが無くなっちゃって、
おじちゃんおばちゃん、すごい顔して買い占めてて、
これからどうなっちゃうんだろう…って、
心配になりますよね?

そしたらそのお母さん、
「大丈夫、家に強力粉あるから焼いてあげる」って…。

なんかね、
「かっこいいなぁ~」って思っちゃった。

子どもが不安な気持ちに寄り添ってあげられて、
「だいじょうぶ、かぁさんがなんとかできるよ!」ってサラっと言える。
ヘンな言葉だけの慰めをしないで、ちゃんと行動できる。
そんな彼女が友だち(と私は思ってるけど、違うぅ~?)なのが、
「エッヘン!」…って、うれしかったなぁ。

んじゃ、自分はどうよ?
家に帰って、焼いてるかい?

反省して焼きました(^o^;)

きょうは全粒粉を2割混ぜて、
一斤分をパウンド型で小さく焼きました。

この粉が使いこなせてなくて、
思いどうりに焼けてくれません。
たまぁ~に焼く今の生活じゃ、
なかなか昔のカンは戻りませんね(><;)

地震以後の知人の暮らしを知って、
ご飯がふつーに作れるのが、実はとてもありがたい事なんだと気づきました。

買い物に行って材料が買えて、
灯りのある台所で、水も出て、ガスも使える。

そのひとつひとつに感謝しつつ、
ていねいにおだしをとって、夕食を作りました。

メニューは、
カレイの煮つけ、ソラマメの直火焼き、焼きナスの田楽、つみれ団子のスープ。
(写真は撮り忘れたぁ)

きょう見つけた一枚。
書道家の武田双雲さんの書「少しでも“絆”の力が高まりますように」

停電中に懐中電灯の光で、
鏡文字で書かれたそうです。
暗闇で宙に書いてもじょうずだわぁ!
しかも、反転で…。
スゴすぎだよ、そーうんくん。
(気軽に呼んだけど知り合いじゃありません)

シャッタースピードを遅くした状態で、撮影。
はぁー…、なるほどねぇ~。
すっごく感心しちゃった。