2011年8月7日日曜日

原爆の日に思ったこと

きのうは、原爆の日。
…って言っても、広島と縁のない方は、ご興味ないかもしれませんね。

うん、
いろいろ思いはあるけど、
ここは…ひとり手を合わせて、口をつぐみましょう。

ただ、原発の問題もあったりしての、今年の原爆の日。
なにかを考えるきっかけになってほしいな…と、切に願います。
今までの、ただ空しく天に向かって祈るだけとは違う“今年”になってくれたらなぁ…。
電力会社と自治体と政府と地元。
そんな利権がらみだけの、外の者が口出しできない状態から、一歩進めないかと…。

「んじゃ、オマエ、電気なしで暮らしてみろ!」
「ガスなしでも暮らせるけど、電気なしじゃ生活できんだろーが」
…と、電気関連の方から怒鳴られたことがありましたが、
それって、石器時代で暮せよって言うようなもので、
全然説得力ない、ただの言いがかり。
電気にじわじわと依存させておいて、スッとはしごを外す、電力族たちのやりくち、
どーも釈然としなくて、胸の中がもじょもじょする。

「原子力発電は一番コストがかからない」と豪語されてましたが、
けっきょくこうなると、お金かかってると思うんだけど?
農作物の買い上げるって事は、私たちが買い支えるってコト?
もちろん農家や酪農家の方たちに罪はないし、なにか手伝いたいと思うけど、
そういうのは電力会社に払ってほしいよなぁ。

あぁー、どぉすりゃいいのか。

…などといいつつ、
マクロビ仲間が「今こそ原発の全面廃止を!」と叫ぶのを見てると、
すっごい、腰が引ける自分がいるのも事実。

なんで?

コネや、マージンや、会社の方針やらで、
オール電化を薦める人を横目で見てたワタシからすると、
自分の考えは、はるかにこっちに近いはずなのに、
どーーーーーぉ~~~も合わない、こういう世界平和を声高に言う人たち。

うーんそうだなぁ…、「毛皮を着るのは動物虐待!」系のデモで、
肌色の全身タイツを血糊でペイントした人たちに、覚える違和感と似てる。
「捕鯨反対」で、船にぶつかる人たちとも似てる。
自分とはまったく違う考えの人たちだけど、そういう言動されるのが怖い。

なんでかな?
極端な態度が嫌いなのかな?
それぞれのやり方で主張してるだけなのに…ね。

まぁーしょうがないさ、私ってこういう感じ方をしちゃうんだから…。
こういう人がすることを通して、けっきょくは自分自身を知るんだよね?
私ってこう考えるヤツだったのか…って。
これについても、そんな感じ…。

さて、あさっては長崎の日、来週は終戦の日。
あなたは、この時期に、なにを感じましたか?