2013年7月11日木曜日

不在者投票のやりかた

選挙ッスなぁ〜。

「連日うるそーてやれんよぉ〜」…と突如、広島弁になるワタシでありました。きっと暑さのせいですわ、おほほほ…。


これは子どもの。
転送されてきたのと、不在者投票の用紙。


住民票がある場所で選挙しないといけないんだけど、大学生や短期間の赴任などでそこにいない時にはこういう投票もできるんですよね。せっかく投票権があるのに放棄しておいて、天に向かって文句言うのは辞めましょうよ。

…ってなわけで、少し手続きなどをご指南いたしましょう。

自分の住民票がある市や区の選挙管理委員会のHPを開けてみてください。そこにやり方などがくわしく載ってるはずです。
じっさい「鹿児島市」「選挙管理委員会」と入れてみたら、なぁ〜んの参考にもならなくて、どこにもリンクしないページがトップに出てきましたよ。もっとおばちゃんでもパパッとわかってササッと使えるようなHPにしてくれ、鹿児島市。
なので、「鹿児島市」「不在者投票」とサーチしてみたらhttp://www.city.kagoshima.lg.jp/_1010/shimin/7siseijouhou/7-9senkyo/_33326.htmlが出てきました。

『不在者投票』の流れとしては、まず、住民票のある選挙管理委員会に投票用紙等を請求します。
投票用紙等請求書兼宣誓書を、郵送で出せばオッケーです。残念ながら、FAXやメールや電話で受付はできません。
用紙を探すのがめんどうな人もいらっしゃるかもしれないので、念のため、PDFファイルの用紙を貼付けておきますね。 http://www.city.kagoshima.lg.jp/var/rev0/0055/5326/2012914171144.pdf
これに書き込んで、封筒で居住地の選挙管理委員会宛てに出せば、だいじょうぶです。

そしたら、こんなのが居住地の選挙管理委員会から届きます。

速達で届くとはきいてたけど、ちゃんとそうだわ。
しかも指定記録で手渡し。


…などとエラそうなことを申しておりますが、選管の仕事を何度もしていながら、実際に届いたものを見るのははじめてなんですよ。


中をあけると、注意書きとホレ…このようにもうひとつ封筒が…。


これは勝手に開けちゃいけませんぜ。
「中がわからないと、どの選挙に投票できるのか、わからないじゃないか!」とおっしゃる方も多いのですが、この中身は開けられないので、投票できる場所で選挙管理委員に開けてもらってから、椅子にでも座ってゆぅ〜っくり考えればいいんですから…ね。

この中には、投票用紙、投票用封筒(外封筒・内封筒)、不在者投票証明書が入っているので、開封せずにそのまま(これを守らない人が時々いるのよぉ〜っ! めんどっちくなるから辞めてぇ〜!!)、滞在先の市区町村選挙管理委員会へ。鹿児島市の場合、支所とかでは投票できなくて市役所まで行かないとダメです。

んで、選挙管理委員会の立会いで投票…って流れです。
それを、名簿のある居住地まで選管が送ってくれて、その投票箱に締め入りまでに入ればオッケー。なので、ちょっと早めに余裕を持って出かけてもらえるとバッタバタしなくて助かってました(過去形)。

そうそう…、子どもが海外に行くまで知らなかったんですけど、国外にいてもちゃんと投票できるんですね。『在外選挙制度』っていって、国政選挙に限られちゃうけど、それでもすごいなぁって思っちゃった。

投票ができるのは、日本国籍を持つ20歳以上の有権者で、『在外選挙人名簿』に登録され在外選挙人証を持っている人だそうで、そこに三カ月以上住んでることが条件。
『在外選挙人名簿』へまず登録しなきゃいけなくて、その申請は大使館や領事館の領事窓口でできて、申請する時には三カ月経ってなくてもだいじょうぶなのだそうです。
これも郵送で用紙の請求などをするので、あと十日しかないから急いで申請して、用紙を請求くださいね。