2014年9月15日月曜日

ボランティアに先立って

こちらはあまり天気が良くないけど、広島はどうなんだろう。
今週来週とお休みがいつもより多くて、ボランティアに行く人も増えてるといいな。

え〜っと、先月終わりから二週間弱ボランティアしてたわけですが、行くならこれあったほうがいいってのを書いとくね。

【保険】
ボランティアセンターでするなら、ボランティア保険に必ず加入。自分の入院や死亡だけじゃなくて、人をけがさせたり、おうちの物を壊したりにも賠償金が出ます。ボランティアに参加する前に地元の社会協議福祉会で加入するようにホームページには書いてありましたが、入ってない人が多くて個人的にかなぁーり驚きました。当日でも受けつけてたみたいですが、加入した次の日が責任開始日です。保険証は携帯。
万が一のために健康保険証も携帯。

【服装】『水害ボランティア作業マニュアル』参照


長袖長ズボン…真夏でも。暑くて袖をたくし上げててケガしちゃった人もいました。
長靴…作業するのに足首の曲げやすいものが疲れなかった。中敷を踏み抜き防止のものに替えると安心。

手袋…作業内容による。革のが安心だけど、サイズは大きすぎずきちんとフィットする物を。ふつうのお手伝いなら、手のひら側が厚めのゴムで手の甲側は汗の抜ける物だと、手がふやけなくていい。今回買って出たのはこれ。250円くらいだったかな。手首はこのくらいはあったほうがいいが、もう少し長いとより安心。

軍手はないよりマシだけど、うーん。農作業で使ってたけど、保護するのも中途半端だし、作業効率も悪くなるから最近はまったく使ってないです。家庭用のビニール手袋の中に汗止めとして使えばいいかも。

マスク…雑菌だらけの場所にいると想像して行けと医者に言われました。たしかに鹿児島のハチロクの時も舞い上がってすごかったもん。現地でも出発前に何回も確認されるほど。ホームセンターで5枚入り98円ってのを買って行きました。

わたしがいた時にはいろんな種類の提供品があったけど、そういうのをあてにするのも…ヘンだしね。

ゴーグル、メガネ…コンタクトの人はないとツラいかも。でも持ってきてる人は少なかったです。
わたしは鹿児島を出る前、ホームセンターでこんな感じの(広島に捨てて帰ってきたから、現物が手元にないの)を180円で購入。

顔に当たるところがムニュッと柔らかくて軽くて、空気穴も開いてて蒸れなくて、使い心地よかったです。降灰の時にも使えて便利だから持って帰れば良かった。(でもかっこ悪いか…)
たったこの短いボランティアのあいだでも、「先週、泥が目に入って黒目が真っ白になったから、きょうは持ってきたの」という人に出会ったので、あったほうがいいとわたしは思う。だって、汚水の雑菌だらけの泥だから…ね。

帽子…頭をケガから守ったり陽射しを和らげるのに必要。危険を回避したいならヘルメットのほうが良さそうだけど、そこまでの場所には行かされないはず前提の装備にしたけど、ちゃんとそういうのできてる人も多かった。
あの時期なら、農作業の後ろにひらひらついて前半分麦わら帽子のが最適だと思いつつ、それを持って博多駅で降りる勇気がなくて却下しました。実家にあったら絶対持って出てるだろうな。
困ってたら、ガテン系のお店で『綿タオルの頭カバー』ってのをみつけたよ。

これなら目に汗が入ってこないし、首の後ろもカバーされるし、コンパクトなので持ち運びに助かりました。家にもって帰れたので、庭仕事に使います。なんなら、この上からヘルメットかぶれるそうです(汗)。

【携帯品】
水…飲むだけじゃなくて、目にゴミが入ったり、手の泥を落としたり、ケガした時に洗い流すのにも使った。
食料…最近のコンビニのだとごっとり塗ってあるから、腐らなくて…そういう意味では安心。ちょっと飴ちゃんみたいなのがあったら元気になれるかも。
除菌ウエットティッシュ…昼食前やトイレのあと。
ビニール袋…着替えなどを入れる中サイズ、雨のときの荷物全体を入れるゴミ袋くらイの大きいサイズなど。
午後から急に雨が降った日があって、みんなのケータイが心配でした。自分は作業中ホコリとキズ防止にいつも使ってるユニパック0.08に入れてたから、おぱんつまでぐっしょりのドシャ降りでもだいじょうぶだったけど、男の子なんてポケットにそのまま入れてるんだもん。うちに200枚入りがあったのに、荷物が重くてたくさん持って出なかったの。グループのみんなにあげられるほど、持ってくれば良かった(涙)。

ザザッとこんな感じかな?
もちろん、使い慣れたスコップやシャベルもだいじだけど。もし持ってくるなら、パッと誰が見てわかるように、しっかり目印つけとかないと…なくなる。悪意はないけど混じっちゃって判別不能。そういう事が、毎回(!)ありました。

あとねぇ、盗難が多いから、絶対これは困るっていう物だけを入れられるウエストポーチが必要かもねぇ。
現場にむかう時には両手が使えるデイパックみたいなので行ったほうがいいけど、作業しながら背負ってるととちゅうで暑くて降ろしちゃうもん。そのすきに、ボランティアの荷物ごっそりなくなってたっていう報告も、すでにあったよ。
やぁーね。そういうの聞くと、がっかりしちゃうわ。

なにはともあれ、いちばん携帯しておかなきゃいけないのはその人の手助けになれればいいな…という、少しひいた気持ちかな?
行く前の心得をネットで見てたら、どこかで「友だちに接しているつもりで作業してください」って書いてありました。なるほど…。

あとは、まだ土砂を袋詰める時期だと思うので、土嚢(どのう)袋の口のしばりかたをネットでザッと見ておいたら戸惑わないかも。

それでは、気をつけていってらっしゃ〜い♡