2021年3月22日月曜日

こころにしみる演奏

音楽の話になったから、最近聞いてよかったCDをもう一枚。

田中希代子が1965年にイイノホールで録音したもの。

演奏活動はたくさんしてたけど録音はあまり多くないそうで、その数少ない貴重な音源が55年の年月を経て先月CDになった。

1. ベートーヴェン: エリーゼのためにWoO.59
2. パデレフスキ: メヌエットOp.14の1
3. リスト: 愛の夢第3番
4. ショパン: 前奏曲Op.28の15「雨だれ」
5. ショパン: 幻想即興曲Op.66
6. ウェーバー: 舞踏への勧誘Op.65
7. モーツァルト: トルコ行進曲
8. メンデルスゾーン: 紡ぎ歌
9. ドビュッシー: 亜麻色の髪の乙女
10. シューベルト: 即興曲変イ長調Op.90の4
11. シューマン: トロイメライOp.15の7
12. ショパン: 小犬のワルツOp.64の1 13. シューベルト: 楽興の時第3番

ぜんぜん古さを感じない音で、びっくり!!
すごい!すごくいい!!←語彙ッw

演奏が素直で、音が耳やこころに心地よく入ってくる。こういう演奏、ひさしぶりに聞いた。
わたしは音楽教育を専門的に受けてなくて、家で弾いてた程度。時代も重なっていないから、こういうすごい人がいたとは知らなかった。

1964年の演奏録画をみつけた!
戦後の混乱期(船で!)海外留学し、数々の有名なコンクールに入賞。しかし、将来を期待されつつ病魔には勝てず(涙)
健康でずっと演奏できていたら…と、胸がつぶれそうになった。