2024年10月23日水曜日

脇が見えない袖

去年からずっと気になってた、この袖。

フレンチスリーブが中に織り込まれて、吊り革持ってもブラキャミが見えない。

作図は好きなほうだけど、これに関してはどこがどうなってるのか…さっぱりこれっぽっちもわからず、悶々としてネットサーフィンで画像探して保存していた。
これが、やぁぁぁーーーっと、どういう構造になってるのかわかったぁ!!!

もちろん自力じゃない、ホームソーイングを楽しんでるレベルの私じゃその糸口すらわからない。んで、Vie Coudre海口先生に教えてもらった。(デザインを見せて相談に持ってもらった頃は文化にも行ってたけど、「ミセスのスタイルブック」に準じたものだけが教材のクラスだったので他から引っ張ってきた教材はNG。で、はるみ先生には訊けず)

まったくどこから考えればいいのかすらわからなかった私に、どういう構造になってこうなるのか…から説明してくださって、本格的に作図を始めてからは『ミセスのスタイルブック2024年盛夏号7ページC』を参考に考えればいいというおおまかな方向性も教えてもらった。(なんとこのスタイルブックのワンピースをデザインされたのは、先生の元同僚か同級生だったんだって!)

そこから、原型操作、ゆとりの塩梅、肩傾斜と袖、折返りの作図などや、どこを直角にしてどこの寸法を同寸にするかとか、細かく教えてもらった♡

そして、やっとできたのがこちら。(作りたいと思ってから一年以上かかった💦)
ちゃんと脇見えない袖になったよ!
(縫えてすぐ着倒してたから、てっきりアップしたと思ってた💦)

もともと惚れ込んだあの服は、Paul Stuartリネンカシュクールワンピース K1J26173。
サイズはMのみ、着丈117㎝バスト90cmウエスト78㎝。麻100%定価¥83,600也。

まだHPに画像が残ってたら見てもらうとわかってもらえると思うけど、ストライプ柄の麻でThe和!って感じで好きじゃなくてさぁ。カシュクールめちゃ好きなのにこれはないない。ベルトも別付でくるっと巻いてるだけだし、これなら作れちゃうと思った。

けっきょくそこまでパパッと縫えてないから、どの口がそんな偉そうなことを言ってるんだ?って感じだが😅

いざ作ってみたら、まだまだ改善の余地あり。
来季はもう少しバージョンアップしたワンピースを作りたい。