べちゃべちゃ話すなら外じゃないほうが良さそうで(そう…壁に耳あり障子に目あり。意外にみんな耳ダンボだもの)、うちで…ってことになった。
うちに来た途端「ミシン貸して」。
へ?? カーテンの丈、縮める??
ニトリにある安いの、買えばいいじゃん?w
「うぅ〜ん、安いと言ってもけっこう値段するんだよね。横幅おんなじだから、丈詰めるだけで使えるからそれでいいや」
ボイルだから、巻ロックでガーッと切っちゃう?
「いやぁ〜、それ自信ないからやめとく」
まぁ〜、母も今じゃあまり役に立たなくなってるから、ちゃんと自分でするのが正解だよぉ。
そう話しながら、床置きでメジャーで測って丈を決める。
元の縫い目を解いて折り返し量を増やせば、切らなくてできそう。
小バサミと目打ちを手渡して、ゴミ箱を目の前に置いて、ミシンとアイロンの設定変える母。
だって、ジーンズ縫ってたから針板も針も押さえの強さも太糸仕様。霧吹きに水も少ないし、アイロンの設定温度をポリエステルしないと溶けちゃうもんね。
「知らないあいだに、アイロンもミシンも…ロックミシンも替わってるじゃん?」
あー、そうかも。ずいぶんうちに来てないもんね。
「アイロンめんどー」と言うのを、かけとくとガイド付きステッチ押え金でラクに縫えるよ…と宥めて(笑)、持ってきた個人情報満載の書類をシュレッダーにかけてやる。
ポンコツ家庭用シュレッダーだから五度も熱くなって止まるのを繰り返し、縫い終わった頃にこっちもやっと終わって…ご飯。