2010年6月16日水曜日

おかえり~

うちの子たちが、何度も行ったりお世話になったので、
種子島の宇宙センターには親近感があるのですが、
内之浦は、なんとなぁ~く自分で壁を作ってるっていうか、
近しい思いがないんですよ。
陸続きなのに…。

んで、2003年に内之浦から打ち上げるM-Vロケットを、
「ふぅ~ん…そうかい?」ってな感じでした。

一分過ぎからカウントダウンが始まります。

「宇宙開発して、いったい何になる?」と、言われ始めて、
だんだん予算も削られ、無くなっていき、
JAXAもNASAも変わってったこの七年。
子どもたち全員が行った臼田(電波望遠鏡がたくさんある場所)も、
この内之浦も、統廃合で町の名前が変わってしまいました。

この長い間、宇宙にほおり出したまま見捨てるわけにもいかない。
でも、壊れちゃったから、いろいろ手を尽くさないといけない。

どうやって、予算と人材の確保をしたんでしょうか。
それを考えると、交渉力のないワタシは気が遠くなります。



燃料漏れとエンジンの機能が落ちて、
そのうえ交信まで途絶えたと聞いた段階で、
「こりゃ戻ってこれんなぁ~」と悲しく諦めて、
自分の中で考えるのを封印してたんですけど、
ホントに、ホッとしたわぁ(*´Д`)=3
『よくぞ帰ってきてくれたっ!』という気持ちで、
いっぱいです。

きのうきょうとYouTubeを見てたら、
やたら自己陶酔型ロマン(失礼!)に振ってあったり、
体制批判(確かにそうなんだが…)してあったりしちゃうと、
気弱なワタシは、なんだか腰が引けちゃうの。

なので、気持ちよく見ていただける(であろう)映像を選びました。
なにぶんにも、知り合いのサイトではないので、
今後、削除されてる可能性もありますので、早めに見てね。


カプセルも回収されたようですネ。
よかったわぁ~♪
[写真提供:JAXA 宇宙航空研究開発機構]

オマケで、先月の種子島宇宙センターからの打ち上げ。

この映像は、JAXAの公式配信サイトの映像です。
公開している動画の著作権はJAXAが有しており、著作権法及び国際条約により保護されています。


機体が発射場に移動するあたりから見たい人は2分、
飛び立つ瞬間だけ見たい人は4分後からご覧ください。
高画質なので、大きくしてもキレイです(v^ー°)

このロケットには、『金星探査機あかつき』の他に、
5つの小型副衛星もいっしょに打ち上げられてます。
鹿児島大学や早稲田大学などのもアリ。
がんばれ~\(>▽<)/!
しかし、
ロケットも“相乗り”って言っちゃうんだ?(笑)