2011年2月11日金曜日

『ハーブアンドドロシー』

I saw movies.

きのうの東京報告、続き。
メディア芸術祭に行った日は、
「我ながらよぉーやるわ…」とあきれる日程デシタ。

国立新美術館で『メディア芸術祭』見て、渋谷に移動。
左矢印どーしても食べたかった『東京純豆腐』でランチ。
イメージフォーラム』で“ハーブアンドドロシー“見て、
近くのカフェで休憩。
もう一本、“フードインク“見て、写真のお稽古

レッスン最終日でもう会えない…と思うと別れがたくて、
その近くでお食事しました。
帰ったら11時回ってた(^_^;)

でもね、すっごい充実してて楽しくて、疲れてないの。
これだけ動けたのも自分自身うれしくて、疲れなかったのかな?

…ってなワケで(どんなわけだ?)、今日は映画情報。

45年前、
会社帰りの父、平山郁夫せんせの絵が対で30万くらいで売られて、母に、
「いい絵なんだ、ほしいよ」
「わかるけど、借金してまでは買えないわ」って、
話してたんだって…。

実際買わなかったから、ここにおーっぴらに書けるんだけど、
手元にあったら、今、お屋敷に住めるか、
強盗を気にしなきゃいけない大変な値段ですよっ。

「でもね、もし持ってても売る気にはなれないな…」

そりゃそうだわー。
ただ、手元で見ていたいだけなんだよなぁー。
なんだかその気持ちわかる…。

値段って、持ってるモノの価値を、はっきり外から評価できてわかりやすいけど、
それは他人からの価値観で、
持ってる分には、高かろーが安かろーが、全然関係ないもんねぇ。
え?
そうじゃない(?_?)

社会的に評価されようがされまいが、そばにあるのがうれしい。
ゴッホやピカソの絵だって、手元にあっても好きじゃなければ、
ただ邪魔なだけ。
価値は、自分が決めるものだと思っちゃう。

けっこう不思議なモノがうちにもあるけど、
万が一「高価買取します」って言われてもムリぃー。
だいたいマニアック過ぎて、そもそも高くなるはずないし(笑)。
その不思議系のモノ、現場で手渡しで売ってもらってるわけで、
好きで手元に置いてる“子”を人に身売りできない…って感じ。

だから、美術品を投機目的で買っちゃうのって、
わたし見てて、どうしても息が苦しくなっちゃう。
なんかねぇ、根本的に自分とは異質な世界…って感じ。
そういうふうにドライになれないなぁー。

んで、この夫婦の収集の仕方、なんだか共感しちゃいました。

鹿児島ではmaruyaの中のgardens’Cinemaでも4月30日(土)から上映予定です。

あら…長くなっちゃった。
大事なもう一本は、また明日。