これだけ離れた所でジタバタしてもしょうがないので、
ふつうの生活を淡々と送ろうと思うものの、やっぱり気になる…。
そう、これが私なんだよなー。
…と自己分析。
ニュース映像ほとんど見ていません。
ラジオつけてましたが、消しました。
気分が悪くなって動悸してきちゃうんです。
ふいに怖くなっちゃう事も…。
揺れてるはずなのに、あたりを見回してしまいます。
こういう症状がおこるの、知識としてわかっていても、
なかなかカラダの方は納得してくれないものですね。
たいした事は自分にはなかったはずなのに、
これっぽっちの耐久性のない自分の精神に、腹立たしさを感じます。
あ…、こんな内容書くつもりじゃなかったのにな(x_x；)
なにか楽しい事、書きたいねー。
読むほうも、つまんないだろーしね？
11日に地震が起こった直後、
全ての交通機関が止まってしまって、行き場なく移動もできず。
震源地から遠い東京で、こんなコトになるなんて思わず、
いっしょにいた知人と、さんざん有楽町から銀座をウロウロして、
やぁ～っと、場所を探して、お茶しました。
ふたりとも、頭が興奮状態。
このまま離れる気持ちになれなくて、饒舌。
レジで、お金を払う時、
「ほら、こんなのやってるよ？」と、その子が教室のチラシを。
「明日あさっての予定がゴッソリなくなって、
なんのために東京に日曜までいる予定にしたのか困ってるんです」と、
本来はこういう受け付け方はしないそうですが、無理に急遽お願いしました。
なんだかね、
こういうのって何かの縁なような気がするの。
だって地震がなかったら、
ちゃんとご飯を食べられて、知人ともゆっくり話せて、
彼女はスムーズにお仕事に戻れたわけでしょ？
そしたら、一度も入ったことのないこのお店に入るはずないし、
レジ前で知人が声をかけてくれなかったら教室あるのも知らなかったし…。
即決したワタシに、
｢本気でぇ？｣と半ばあきれ顔でした…。
実は、ワタシの本心はね…、
こういう時こそ、経済まわしていかなきゃ。
なんの被害も受けてないものが、停滞しててどうする。
ちゃんと日常的に動いている所には、しっかりお金を落とすっ！
それくらいしか、今の自分にはできないもん。
ただただ自粛してちゃ、モノが動いてかないじゃん。
もちろん、ムダな浪費や必要以上の買い占めはダメだよ。
それと、一生懸命やってる人にあーのこーの言うジャマも。
いま寝ないで必死でやってる人に、立ち上がる元気もない人に、
「頑張れ」とか｢大丈夫？｣とか「なにしてんだ！」とか口にするくらいなら、
ワタクシ、黙って、ここでしっかり、お金を使って帰りますっ！
（写真は焼きたてのクロックムッシュ）
行ってみたら、私ひとりでした。
ほらね、こういう時でも、
ちゃんと材料も講師も準備してるのよ。
電気もつけて準備してるのよ。
そういう時こそ、ちゃんと、
ひとりでも行ける人が行かなきゃ。
先生もとても素晴らしいかたで、一度で大好きになりました。
この出会いを大切にしたいと思います。
思いきって決断してよかったぁ～。
小心者なので、世間の目も気にはなるのよねー。
「こういう時にお稽古なんて…」って感じの、自粛奨励モード。
感じ方は人それぞれだから、私にはどうすることもできないけど、
「こんな時にあまりにも不謹慎…」と、
まわりの方たちを不快に思わせてないといいなぁ。
そのあと、
焼けたばかりのほっかほか1.5斤山形食パンを持って、
ゆうべの混乱からやっとシェアハウスに戻れた、家のモノに会いに。
シェアハウスのガールズも大家さんも、全員無事だと聞いて、ホッ…。
「よかったら、皆さんでどーぞ」と、玄関でパンを渡して失礼しました。
コンビニの棚からパンが消えてるのを知ったのは、その帰り道…。
