2011年7月29日金曜日

日傘、作ったよ

どうも、ワタシは、見た目どーしようもない頼りない人に見られるらしい。

たしかにそうなんだが(笑)、
自分と私との力関係を瞬時に観察して、ポジショニングされると、
「オンナってやだなぁー」って思っちゃいます。
男性でもあるんでしょうけど、女性同士だと厳しい、きびしい…。

あー、またかよぉーっと、ガッカリしてしまう事もたまにあるけど、
自分としては、生まれてこのかた、いつもこーなので、
あんまり気にしてません(気にしないのも、それはそれで問題?)。

だけど、それがお稽古で、
こっちが、意外といろんな事が出来たり知ってたりするのがバレると、
講師が逆ギレるコトが多くて、ほとほと弱ってしまいます。
だって、教えてくれなくなるんだもん。

別に、威張ってるわけでもないし、強気に出てるわけじゃないけど、
ミシンのかけ方や、持ってきた道具、布の扱い方で、目つきが変わるの(><;)。
はじめの印象で“トロいおばさん”“何もできないヤツ”と思ってた反動で、
どうもよけいに腹が立つらしいのですわ。

この日も、道具箱を開いた瞬間目に入った、
⇐BERNINAのマグネットピンクッションが、お気に障ったらしくて、「ここにあるミシンは全部コンピューターミシンだから、磁石は困るの!絶対、ミシンのそばに持って行かないでちょうだいッ」と、講義前からしっかり目をつけられてしまいまして、
あー、私のポジションは決まった、きょうも教えてもらえないな…と覚悟しましたよ。

っていうのも、BERNINAは、知る人ぞ知るけっこう本格的ミシンメーカー。
きっとこれを持ってるから、このミシンを使ってると誤解されたようだけど、
わたしゃ、この針刺しのデザインと色がかわいくて買っただけなんだがなぁー。

実際問題、お昼時間に、
「ベルニナ使ってるなら、わかるでしょ?」みたいな話題をふられて、
持ってないワタシは、どー答えりゃ、この講師の神経を逆なでせずに済むのか、
ほんとに弱ってしまいました。

「じゃ、なに使ってるの?」
え…えーっと、まっすぐ(縫い)だけのJUKIです…って、答えるしかないじゃん?

余談ですが、マグネットピンクッション、便利です!
マチ針の頭が全部に同じ方向に向いてくれて、ほんとに使いやすいの。
わたしは、針をつけたまま、ミシンに縫い込む前に抜きながら縫っていてくんだけど、
適当に針刺しのほうに投げると、貼りついてくれるし、
カチ!っていうキャッチの音で、ちゃんと戻ってるのもわかる。
いちいち、ピンクッションに刺してた時の何倍も、効率がいいのよ。

だから、文化を引退した講師も使ってたし、
学校でも、これを使ってクレームなんかなかったのに、とつぜん、ああ言われて、
はぁ~!?…って、目が点。
今どき、この程度の磁石で壊れるミシンがあるのかよぉー( ̄□ ̄;)!!

でも、もう妖怪の年齢に近いワタシ、
にっこり笑って「はぁ~い、わかりましたぁー!」って、答えたけど…ね。

マグネットピンクッション、
落ちた針や散らばった針も拾いやすいから、子どもがいるおうちでも使ってほしいな。
色も形もいろいろ種類が出てるので、手芸屋さんで探してみてくださいな。
個人的には、四角いのより、だ円のほうが使いやすい気がするわ。

こういうのを探す時には、私は新宿のオカダヤが多いかな?
足を延ばして、文化服装学院の地下の売店が、他の物も揃っててうれしい。
(そろそろ、作図用紙買いに行かなきゃマズいなぁーと、思いだしたッ!)
ただ…、とあるの講師に会いそうで、神経がまいっちゃうけど…。
ほんとすっごくイジめられたんですよ、わたしたち(あえて複数形)。

さて、ベルニナがどーのこーの言われた時、作ったはこの日傘。


ほとんど直接には教えてもらえず、
周りの人に説明してるのを盗み聞きで完成(^o^;)。

でも、まったく無視じゃなくて、訊けば答えてくれるから、
文化服装のオープンカレッジの、鞄の女講師よりマシ。
まぁー、あのヒトはひどかったから…。


…ってな事を書いちゃうと、天罰が下るかしら?
でも、自分も人に教える事があるので、
そういう時の心得をしっかり学べた…っていう意味では、
ほんとに勉強させていただきました。
このココロの傷だけが、残念ですが…。