ひさしぶりの広島は、いろんな思いがごちゃ混ぜ。
馴染みのお店がなくなったりすたれていたり、
どことなく、かごしま大きい版のように感じてしまう事もあり、
「こんなんじゃなかったのに…」って思いが、ちらほら。
広島独特の「ここのお店!」ってのが、
あっちこっちなくなってるのが、さみしいわ…。
しみじみ
その中で、『アンデルセン』はそのままでほんとにうれしい。
『アンデルセン』って、広島が本社って知ってます?
トレイに乗っけてパンを選ぶのを、初めてやったのよ~。
パンだけじゃないのよ、おいしい料理もたくさんなの。
JEAN-PAUL HEVINの日本一号店を交渉したのも、ここ。
結婚して鹿児島行って何が悲しかったって、ここのパンがない事!
冗談抜きで、鹿児島に嫁いだの後悔しました…。
…などという事を、
子どもたちに言っても、ピンとこなかったんですわ。
そりゃそうだわ、
品川エキュートも、東武線の改札前も、新宿伊勢丹の地下も、パンだけだもん。
なので、
「アンデルセンのお店に行こうよぉ」って言っても、
え~っ、ここまで来てわざわざー?って顔してる。
でも、ゴーインに連れて行ったら、
「これなら、ただのパン屋じゃないわ。
かーさんがしつこいくらい言ってたのが、やっとわかったよ」
うふふ、認めてもらえて、うれしいよ
一日目は、お総菜とワインを買って帰りました。
ワイン売り場には急速冷蔵の機械もちゃんと完備していて、都会と同レベル。
パンは、いつも東京で買うあのパンが、本店でキチンと焼かれてるのに感動!
あー、これよ、これなのよぉ~~!
フロマージュブランだって何種類もあって、
あぁぁ~、mom悶絶、もう帰りたくない。
しかも広島牛の牛乳、地産地消。
実は広島って、畜産も盛んなんです。
二日目は、夜のご飯をここの二階で、軽めに…(って揚げ物かいッ!)。
添えられたグリーンの野菜も、ちゃんとしたトスサラダで、
和えてあるサラダも「これ何の味付け?」と、
食意地のはった私たちが、顔を見合わせるおいしい味。
アルトサックスの生演奏もあって、
誕生日のテーブルで特別演奏もしてくれるし、
長い風船でいろんなものを作ってくれるアーティストは、
リクエストを訊いて、いろいろ作ってくれるし、
うぅーん、期待通りの上質な空間で、
連れて行ったワタシの株も上がります。
昔、できたばっかりのアンデルセンに行った記憶があるの。
その時は一階がレストランだったはず。
チキンバスケットを食べたのがすごくうれしかったぁ。
高校の頃は、おこづかいでここのお料理教室に行ってたの。
おせち料理を習ったのも、ここ。
そのうち、雑貨や食器、いろんな北欧っぽい感じが好きになったのかも。
わたしのインテリア基本は、このお店から始まったのかもなぁ…。
吹き抜けには、
ポール・ヘニングセンのアーティチョーク。
ほ~しぃ~いぃ~!
…と、安易に言える値段じゃありません。
現行品は90万くらい、
リプロダクトの中国製でも10万。
それに、デカい!
広い吹き抜けじゃないと合わないわ。
「うちの食卓と同じ作家だよね?」
わぁ~い、わかってくれてうれしい~(≧▽≦)。
ヘニングセンのPH5、当時5万ちょいじゃなかったっけ?
インテリアコーディネーターの試験に合格したお祝いに、買っちゃった~。
だって、すっごく大変だったし、がんばったんだもん!