2011年8月23日火曜日

眺めのいい美術館

戻ったのはいいけど、
暑いよぉ、まだ鹿児島は…。

そのうえ、スコールのような雨が断続的に降っては晴れて…という気候で、
雨でも使える日傘が、必須アイテム。
晴れてても傘なしで出ると、タイヘンな事になります。

出ようと思いつつ、そんな天気でして、
あっしーぱぱりんに運転を頼んで、
徒歩で行きにくい『長島美術館』に連れて行ってもらいました。

ほんとはさ、こっちにも行きたかったぁ。
だってさ、実際にエンジン積んだ『メーヴェ』があるんだものぉ~。
(ふふふ…、なにかわかったアナタはなかま音譜
こちらの展示も、会期が終わる前に行きたいなぁー。
この美術館のだたっぴろい雰囲気も大好きだし、
ついでにパワースポットの霧島神宮にお参りして、
要らないあんなモノやこんなモノを、ぜんぶ浄化してもらいたいわぁ。

…ってなのはこっちに置いといて、長島美術館。

鹿児島中央駅から、
車だと5分程度なんだけど、
足で行くとなると、
高台でちょっと苦しい。

市街地と桜島が真正面に見える眺めは、
「あぁーここに住みたいわ」って思っちゃうね。

目的は企画展だったけど、常設もひさしぶりに見ると新鮮。
実はすごいモノがあるのよ、ココ(*^-゚)v。
そうそう…、
黒田清輝も、東郷青児も、海老原喜之助も、藤島武二も、
鹿児島出身って知ってました?
彼らのが、何枚も見られますよ!
個人的には、和田栄作が好きです。

あとは、ココにはないけど吉井淳二も鹿児島の人。
加世田に本人が生前に作った美術館もあります。
http://www5.synapse.ne.jp/j-yoshii/top.htm

他に人のいない美術館で、連れとこそ~っと話したり、
絵の真正面の、リートフェルトのジグザグに座ってゆっくり鑑賞したり、
至近距離まで近づいて、肌質までゆっくり見られるのは、ほんとにありがたい。
東京の人の頭ごしに見てるのからは考えられない、夢のような状況に感謝。

口をあけて上を向いて、カルダーを見たり、
バルザックのおなかをペチペチしたくなったり、
ムーアの親子像に寄り添いたくなったり、おおいにヘンな人全開ですけど、
最後には、コルビジェのスリングチェアを持って帰りたい気分になっちゃって、
「ちゃんと自分で買えよッ!」…と、自分に突っ込むのでした。