もう家に戻って、開会式見てますよぉ。
「ほんと…、あっち行ったりこっち行ったり、いつも忙しそうだねぇ〜」と、まわりから言われますが、こういうほうが生活に刺激があって、私にはいいかも…。鹿児島モードだと、アタマもカラダもぜんぜん動かなくて、だんだん腐ってく気がするもん。『留まる水は澱む』という感じでしょうかね?
今回の上京では、行く先々、会うかた皆さんが、開口一番「雨、大丈夫?」とお声をかけてくださって、ホントに申し訳ないやら、うれしいやら…。気にかけてくださって、ありがとうございます。うれしいなぁ〜 ココロがほっこり、桜色のできたて綿菓子の気分です。
「今までは思わなかったけど、最近は九州や鹿児島って聞くと、きままさんのことが気になっちゃってね…」とおっしゃってくださるかたもいてくださって、あぁ〜ありがたいなぁ。
それはさておき、開会式。
「こんなの見て、もねぇ〜」と斜にかまえててもかわいくないのもなんなんで、見ましたよぉ。さすがに”朝4時起き”なんて私にはムリだから、録画して追っかけたけど…ね
マスゲームばかりだった北京オリンピックに比べると、わたしは断然おもしろい開会式だったと思うなぁ。北京の1/3〜1/4という予算で、良くここまで…(しみじみ)。たいへんだったでしょうね。
UK(イギリスって言っちゃうと、どうもニュアンス的に違ってきちゃって。あえてUKと言わせてください)の歴史を、庶民の目線でここまで見せるっていうのも、ずいぶんめずらしいんじゃないかな?
自分が実際に現地の人と生活して感じたけど、やっぱり階級差ってあるような気がするなぁ。アメリカほどじゃないけど、日本みたいに誰とでも…って事はないもん。女王様もご臨席なさってるのに、そういう内容をオリンピックの開会式でやっちゃうこのダニー・ボイル監督って、大丈夫なんかなぁ…と、心配になっちゃったよ。ま、女王様はカメオ出演しちゃうくらいだから、だいじょぶでしょ…。
今のUK、この不況の影響もありましょうが、NHS(国民保険制度)の予算をがっつり削られて、ガタガタなんだよね。世界中が見てる場で、キャメロン首相の政策を皮肉っちゃうのってほんとスゴいよ。こういうのをこんな場で全面的に出しちゃって、何かの警鐘になればうれしいけど、どこぞの国なら首が飛びそうですよね。
国民健康保険の制度って、ずいぶん昔からUKにはあって、どんな人でも最低限の負担で医療を受けられる国なのよね。あれだけ”俺様がナンバーワン”なアメリカなんて、そういういう公的な医療保険がなぁ〜んにもなくって、骨折入院で200万とか、義歯(入れ歯)作るのに100万とか平気でかかっちゃうんだよ。オバマさんががんばってなんとかしようとして法律作ったけど、それもなかなか、自分の利権がある方面の方たちの横槍が入ってむずかしそうな様相です。
現地の友だちによると、たとえお金があったとしても選ぶ病院や医師にもよってぜんぜん違ってくるし、高けりゃいい医療が受けられるかって言うと、そういうもんじゃないし、選択肢が多すぎて適切な方法を自己判断するのがとっても難しいそうですわ。それに、まぁ〜医療訴訟が、スゴい数なんだそうです。
まぁ、そんなお隣の若い国の話はさておき、子どもたちは実際の患者で、踊ってる人たちは現役の看護師さんとかってホントなのかなぁ? 町中の劇場の規模と多さもハンパなくって、舞台が東京にいる時より身近かに感じるロンドンでしたから、そこらじゅうに踊って歌える一般人がいてもおかしくない気がしてしまって、妙に納得してしまいました…。
あとはね、オープニングのボーイソプラノの子の声がステキで、ひさしぶりにBOYS AIR CHOIRを聴きたくなりました。イタリアの選手団の服がアルマーニだとか、日本のは高島屋だったらしいとか、そういうのがTwitterのタイムラインで流れてくるのもおもしろくて、次には自分も参戦(?)しようと思ってますわよぉ〜ん。
いろいろ他にもあったけど、思いついたのだけピックアップ…でした。