東京に行く日の朝、化粧してる様子を見て、夫が「いろいろ道具や塗るものがあって、大変だね〜」と、しみじみ。「男は、ひげ剃りだけあればいいからね…」
あぁ〜、たしかに男の人は少ないわ。
でもこの頃いろいろ増えてるのは、手をかえ品をかえ…して、重ねた年齢に抗ってるから…。諭吉くんを同伴して行かないと買えないような美容液にまで手は出せないけど、コンシーラだの、ハイライターだの、若い頃には必要ないものが増えていって、化粧する時そこらじゅうお店屋さん開いてますもんね。こういうコトをしたところで、所詮、寄る年並に勝てずって感じなんですけど…(失笑)。
それはさておき、化粧の筆って、けっこう汚れてるんですよね。
ファンデのスポンジは、思い立った時にぐしゅぐしゅっと、そこらの石鹸やオイルクレンジングで洗ってやるけど、筆の手入れをしてなかったのがずっと気になってました。
習字の筆って、おしりに輪っかがついてましたよね。小学校の先生の机のところに筆が吊るされてるのを見て、子ども心に不思議に思ってましたよ〜。
それは理にかなっていて、洗った筆は下向きにして乾かすのが原則なんだそうです。毛束をまとめた奥に、水分が入ったままの状態が続くと、痛みが早いんだそうです。
絵筆もそう…。筆先の絵の具が、なるべく束ねた芯に入らないようにして、ていねいに筆洗いで洗ったあと、毛先は下向きに…。上向き厳禁です。せめて横向き。そうしないと、どんどんまとめた側に古い絵の具が入って固まって、毛束が広がって書きにくくなっちゃうんです。
そんな絵筆(コリンスキーのなんか、習字の小筆よりちいさいのに五千円超えですものぉ〜!)より安価な化粧筆だけど、やっぱり大事な筆。かわいがって使ってるので、きょうは思いきってブラシクリーナーで洗ってみました。
そしたらね…、とれるとれる。
☜一番汚れてたファンデーション ブラシ。
コレ…小鼻の脇などにもぴったりファンデがついてくれて使い勝手がいいので、飛べるようにリンク貼っておきますね。
コンシーラーの筆もつけた瞬間から、肌色出まくり。リップブラシも真っ赤っか。アイライナーぶらしは真っ黒。ネットリ系を塗る筆は全部、そーとー汚かったです。
バウダー系も、チークブラシは暖色系の色が出てくるし、眉毛に使ってるスクリューブラシは真っ黒。使ったあと毎回、ちゃんと乾いたティッシュで軽く落としてるのになぁ…。
アイブロウブラシ、元はこんなに白かったのね…。
熊野の筆なのに、ぞんざいな扱いでゴメンよぉ。
今回は、あまりにヒドかったから洗っちゃったけど、ほんとうは化粧筆って洗わない方がいいんですって…。やっぱり、常日頃の手入れが肝心なようです。