2012年11月3日土曜日

冬物出しながら考えた

放置プレーにしておいたアメブロのアクセス数が戻ったので、まとめて記事をアップしたらまた増えて「あぁー面倒だ」と思ってるきままです、こんにちは。

例の鹿児島のお祭りっぽいイベントで読者登録してくださったみなさま、ふつーの一般的な主婦がブツブツ言ってるだけのブログなので、あなた様のなんの役にも立ちません。どうか登録解除してくださいな。
…っとまぁ、ダメもとでお願いをしておいて、いつもの調子で書いてきましょ。

さて、うちのへんも気温が下がってきて、きょうからとうとうオイルヒーターを出しました。
ぐーたらして、秋冬用の洋服の入れ替えも中途半端でしたが、ノースリーブワンピもおしゃれ着洗いしてドレス箱に入れ、ヒートテックとダウンを出してやっと完了。ランニングウェアもとネックウォーマ・手袋・耳当てなども出してきました。

ここ最近のクリーニングトラブルの相談件数は一万件より減ってきてるけど、11月クリーニングトラブルの相談がぐっと増える月なのよね。このタイミングでこうやって冬物を出してみたら、シミがとれてないとか、色が変わってたとか、縮んでいたとか、風合いが変わってたとか…わかるからだよねぇ。
そうならないためにも、戻ってきたらすぐに袋を開けて、全体を確認するのが大事。ポリ袋のまま保管しておくクセは辞めて、必ず封を開けて自分の納得できる状態になってるかを確かめたほうがいいよぉ。データでは、6割しか確認しないんだって。それもなんだかなぁ〜。

『クリーニングから帰ってきた服、いつカバーを外して全体を見てますか?』

8年前にクリーニング業法が改正されて、衣服を受ける時にどういうふうになるのかを説明して、何かあった時に連絡先をわかるようにしておかなきゃいけなくなったのよね。
でも、お願いする側も、ちゃんとお店のかたの説明を聞く気持ちと時間の余裕と、それで納得できないならお店を変える勇気も必要かも…。

わたしは服も縫うので、東京に行った時は生地屋さんを必ず見て歩くけど、出まわっている素材の多種多様化にはびっくり。クリーニング不可というのも増えてきて、「これで縫ったとしても、どうやってメンテナンスすれば良いんだろう」って考えちゃって、買えない布も多いよぉ。自分で納得してこれは水を通すとこんなふうになると覚悟して、あえて買う生地もあるけどね。
それじゃなくても、最近はウールにカットソー、ニットにシフォン、はては毛皮まで、異素材を縫い付けた服や、素材自体も触ってみただけじゃなになのかわからないものが増えてます。

ちゃんと勉強してるお店のかたと話すと「一筋縄ではいかない服が増えてきて、ちゃんと説明はするんだけど、ほんとにたいへん…」とおっしゃいます。
ただただ安いだけのお店に頼むのも便利でいいけど、しっかり信頼できるお店が見つかって、ちゃんと納得して出せるといいよね。だけど、それでも素材自体のせいと、目に見えないでついているもの(女性でよくあるのはパーマ液のついたセーターやブラウス、男性だと尿の飛んだボトムを申告しないでそのままクリーニングしちゃうと)で、とんでもないことになっちゃうの。そんなの知らないよねー、でもよくあるから気をつけてね。

それと、ついでだから書いちゃうと、有機溶剤臭がしたら、しばらくそれが抜けるまで風通しがいいところで陰干ししてから着用してね。

ファーストフードならぬファーストファッションの服のお店にもフラ〜っと顏出したりしますが、正直「一回水に通したらダメじゃん」ってものも多くて、マジでびっくり。もう子どもじゃないしいい年なんだから、そんなものに手を出さないようにしなきゃなぁーと思いつつ、消耗品ならいいかなぁと思っちゃう時もある。
ニットやウールをそういう価格で購入できちゃったら、クリーニング出す手間も手出しももったいなくて、ワンシーズンでお釈迦にしちゃう人もいるのかな? けっして高いものがいいとは限らないし、とことん流行を外れたカットの服を「やっぱり昔のものは生地が上等で良い」と言って着ている人を見るのも、わたしは好きじゃない。流行を追えと言ってる訳じゃないけど、ぜんぜんそれはカッコよくないもん。だけど、ファーストファッションものをそうやって使い捨てるのも「なんだかなー」って思っちゃう…。

なんか冬物出して整頓してたら、いろいろ考えちゃった。
では、わたしも含めて、より良きクリーニング店と出会えますように…。