2013年9月26日木曜日

まいった

鹿児島、まだまだ暑いですぅ。

きのうも30℃越え。太陽がじりじり、痛いですよ。
でもそろそろ、落ち着いてくるそうですよ。週末には少し気温が下がってくるんですって。

あぁ〜、庭なんとかしないと…。放置プレーがひどすぎるのよ。
もうこの時期になって蒔いても、ハクサイが巻かないのよねぇ…どうしよう。もう間にあわないなぁ。
さてそうはいいつつ、まだ灰がひどいので庭はあきらめて映画を見に行ってきましたよ。

一本は辰巳芳子さんの『天のしずく』


今の生活で、そのすべてを継承していくことはむずかしいと思うけど、自分が知っていることを見せておかないと子どもは何も知らないってことになっちゃいますね。
お出汁をていねい引いてお汁を作るのって、実はとってもたいへんな手間なんだよね。うん…たいへん。
知ってて時間がなくて使うのはまだいいっていうかしょうがないんだけど、知らないで顆粒のものをササッと入れるのはちょっとザンネンかも…。そういうのだけしか使わないと知らないうちに化学調味料をとってたりするしね。

あ…書きたかったのはそっちじゃなかった。

映画の中で、(キチンとした表現は忘れちゃってゴメンナサイ)、食べ物を作って誰かに食べさせたいと思うのは愛…みたいな表現(あぁー、うまく言えてないわ。こうじゃないの、もっとふんわりと説得力のある言葉だったの)があって、それで帰省してきた子がいるあいだ、パンを焼いたり、手のかかる料理作ったり…いっしょうけんめい作ってたんだ…ってストンと胸に落ちましたよ。
わたしはいい母のフリがしたかったわじゃなくて、ちゃんと食べさせたい一心でせっせと作ってたわけだけど、その根底は愛情だったのね。

この映画、10月4日まで『ガーデンズシネマ』で12:20と16:40の二回上映中です。お時間おありでしたら、お運びください。

もう一本続けてみたんだけど、まぁーぁ隣のおばさんのマナーが悪くて、内容忘れるくらいでしたよ。
それがねぇ、けっこうな音量で予告が始まってもずっと話してらっしゃって「すみませぇ〜ん、静かにしていただけますかぁ」って言ったら、「他の人も話してるじゃない」「まだ話し始まってないのになによ」と、どっちが悪いのかわかんない反論でして…。

慣れないことしちゃうから心臓がバクバクして、もう映画どころじゃなくなっちゃいましたよ。流れにまかせたまま、おしゃべりさせとけばよかったのかね…。
いつもは人にこんなこと言わないで我慢してるんだけど、言うとこんな目に遭うんだよね。

前回言ったのは、まだ子どもが小さい頃。もう15年くらい前のことですねぇ。
鹿児島県文化ホール(今の宝山ホール)の演奏会中に、後ろの席のおばさんのケータイに着信があって、子どもが「え?」って顔したので下をむいてコソッと「常識ないね」を小声って言ったら、終わったとたん目を三角にして「非常識非常識って、うるさいよっ!」って怒鳴られちゃったのよ。
子どももわたしもビックリクリィ〜ですよ。他のふたりの子は何があったのか知らないので、ものすごく不安顔でしたが、わたしもいったい何がどうなったのかわかんなくて咄嗟に子どものフォローできなかったのが、今になっても悔やまれます。

やっぱり黙っとくべきだったのかなぁ…と、数年悶々としておりますが、どう考えても自分が子どもにまちがったことを教えたくなくてとった行動に間違いはないと思うんです。
そんなことを考えてたので、(こういうことを15年以上、根に持ってる自分にも驚くけどねぇ)、今回はもっとちゃんと収拾したい。

件の映画館のおばさん、それからもチクチク言ってくるので、話せるところで「逆ギレですか、家でDVD見てるわけじゃないですよね」って言っちゃいました。

それでも、そのおばさんブツブツ言ってましたけど、前より音量がおさまったから、いっか…。

ただねぇ…人と争うのがニガテな性格ので、気分は良くないし、そこから映画にぜんぜん集中できなかったけど…その宝山ホールのおばさんの時に言えなかったことが言えて、自分の中ではひとつ進歩…したことにしよう。

もうねぇ「イマドキの若い子は常識がない」とか言われるけど、ぜんっぜん年代関係ないから…。
おばちゃんも(おじちゃんも!)、そーとーひどい人がいらっしゃいますよ。

あぁー、せっかく持ち上がらない気持ちとカラダに栄養を…と思って行った映画だったのに、まいったまいった…。
気分直しにふれスポまで走って、飲みに行って来るよ。

んじゃいってくるね♪