2013年9月5日木曜日

世界が食べられなくなる日

きのうは、とっても澄み切った青空。
桜島もクッキリ、稜線がとてもきれいでした。

火山灰を吹きあげてたけど…ねぇ。

さて、グッと気温の下がって気持ちいい晴れまの鹿児島ですが、はひどい雨や竜巻で大変なことになってますね。おまけに地震まで…。ほんとに心配です。

さて、きのうの書ききれなかったもう一本の映画は、『世界が食べられなくなる日』。

遺伝子組み換え作物と検視力発電所には共通点がみっつある。
ひとつ目は、後戻りできない汚染。
ふたつ目は、すでに世界中に存在している。
最後に、体内に蓄積されやすく世代を追うごとに汚染が深刻になる。

…という予告の言葉にひかれて見ましたが、これが現実なのですね。かなり大変。

もともと原子力発電には反対していたけれど、ここまでちゃんと理詰めで描かれると居ても立ってもいられなくなります。
わたし…これからどうしていけばいいんでしょう。

一番衝撃的なのは、やはりこの映像でしょう。

これでもまだ動かそうという人がいるのが、わたしには理解できません。
動かすのありきで、春にはフランスからプルトニウムを輸入してるって聞いた時には、腹が立つやら呆れるやら…。誰がそんなん決めてるんだろう。

こんなことになるずっと前、原子力発電は好きじゃないのって言ったら、「んじゃ、オマエ、電気なしで暮してみやがれっ!」と喧嘩を売られましたけど、うーん…この方法が困るって言ってるだけなんですよ、わたしは。

ただ大量の電気を使わないように努力はしてるよ。
暑くて熱中症になるのも我慢してエアコン使わないっていう馬鹿なこともしないけど、火山灰さえなかったら日中は窓開けて、風通して水分補給したりしてるもん…。
オール電化はかなり魅力的な金額で、家計費のコストダウンはできるけど、わたしはどうしてもそのカラクリが好きじゃなくて、ガスでまかなえる部分は残しておきたい気もしたり…。

それにしても、遺伝子組み換え作物の弊害がここまで深刻とは、正直知りませんでした。大豆やトウモロコシはありとあらゆる加工食品に含まれてるし、家畜の飼料にもなってますものねぇ。
老い先短いわたしはいいとしても、子どもたちにこの脅威をちゃんと教えてませんでしたよ。

あぁ〜…、しまったなぁ。

大豆ってことは、醤油も味噌も、豆腐も納豆も?
トウモロコシは、甘味料(コーンシロップ)にも使われてるよね。

ここまで知っちゃうと、もうなんにも食べられなくなってくるよ。
それに加えて、放射能汚染でしょ。このストレスはもうたまんないわ。

そうじゃない物を手に入れたい時に、日本だとどうもムズカしいと思っちゃうんですよ。
私が行った狭い場所の知識だけど、イギリスやドイツは、完全にオーガニックだったり、フェアトレードだったり、ハラルフードだったりが手に入るお店が身近にあって、ほんとに驚きました。
そういう意味では日本のお店は節操がないと言ったら語弊があるのでしょうが、表記が曖昧だったり偽装していたり、売れたら勝ちというのはいかがなものかと…。

安ければ飛びつく私たちの側にも、かなり問題があるかもしれませんね。
そろそろ…一円でも安いものをだけを探して買い物をしている生活を、ちょっと振り返る時が来てるように思いました。