2014年3月3日月曜日

できない…のね

新しい週明けですねぇ〜。
しかも、三月! なんとなくウキウキしちゃいますねっ♪
さ、今日もはりきってまいりますよ。(……と言って、自分のテンションもあげていかないと…ね)

夫を送り出して、ゴミ出しして、玄関を開けて掃き掃除。
アトリエのオイルヒーターをオンにして、自分の気持ちもオン。

ほらほら…、手前に『しなきゃ!の布』が重なってるでしょ(汗)。

布の重なりの奥のカゴは、リビングから持って上がる時の移動用のカゴ。
iPodやiPhoneや本をとちゅうで落とさないように…です。他にはろーがん鏡とか、画面拭きとか、メモも。
いっしょにパソコンを持って移動していると、階段で何かを落としそうになるので…往復するか、一度にすませるか…の、苦肉の昨です。

作らないと…の、パジャマの裁断。

うふふ…やっと自分のです。

でもね、自分のってやっぱり真剣味がたらないわ。いいわこれで…の、レベルが子どものや頼まれモノ作ってる時より格段に低すぎて、「あぁ〜これだから、母は人の物を作らなないと上達しないよって言ってたのね」と、しみじみ感じてます。

親…といえば、ここ最近思ってたのは、父をロンドンに連れて行きたいなぁ…と。

去年の夏、実家に帰った時に『ターナー展』の新聞の全面広告が寝室に貼ってあるのを見て、父、そんなに行きたいんだ?って思って、東京都美術館の企画展に行って図録を送ったの。
たしかに、今まで言ってたと事か、書いてる絵とかを鑑みるにそぉーだよな…。

けっきょく展示に入らないと買えなくて中まで入るハメになったんだけど、ロンドンのテート(ブリテン)美術館で見た絵とは…「ごめんなさい、こんなもんじゃないの」って正直思っちゃった。

いやぁ〜、好きな作家じゃなかったけどスゴかったのよぉ。
あのモヤッと感は、ホンモノならではなのかも…。図録の印刷じゃわかんないわ、きっと。

だからね、この前父から何度も図録を広げて楽しんでるって聞いたら、「とーちゃん、こんなもんじゃないよっ!!!」って叫びたくなっちゃったのよ。
だってね、父はそっちの違いのわかる専門家だもん。だから、子どもの頃から実際にホンモノを見ないとダメだって言ってくれて、中高生でも東京の美術館に学割とって行くのをなんにも言わなかったのかも。

そういう父だからこそ、違いがわかってるのになんでそう言うのよッ!…って怒りたいような気持ちもあって、連れて行きたいのよね、テートブリテンに。

でも、いろいろ…考えたり、実際に身内に頼んで協力してもらってみたけど、ちょっと状況的にムリみたい(涙)。
だって、東京の絵を見に行くのに甥っ子連れていっしょに行ったりしてたのに、ここ何年もひとりでも見に行かないもん。体力がなくなったみたいな事を言ってたけど、介護状態の母もいたりするし…ね。

「そう思ってくれただけでいいよ」って言われた電話を切ったあと、ただただ…泣けたわ。

できそう…そう思った時には、なにもできないのね。

自分の無力さや、このタイミングの遅さ。
ああ…(号泣)。