2014年11月8日土曜日

おそなえ

息子ちんの学校が第二土曜だけおやすみなので、けさは早起きの緊張感から解放されてます。ひゃほぉ〜っ♪

でも、ひとつ問題が。
きょうはお弁当しなくていいから、ご飯炊いてなくてさぁ。

ここのおうちは仏教でお式をしたので、その流れで毎朝炊き立てのご飯を仏飯器(ぶっぱんき)に盛ってお供えする方式になってるみたい。

仏飯器ってのはこれね。


常識程度になにをするか…ふんわりは知ってたけど、まさかこのタイミングでやらなきゃいけなくなるとここの家族も思ってなくて、みんなでネット検索して、あーだこーだやってます。

だって、特別の信仰もなくて、祭壇(って言うんですかねぇ?ごめんなさい、よくわかんないの)の配置すらまったくわからなくて、イチから手探りしなきゃならないんだもん。
そんなことをここのご近所さんと話してたら、地元新聞が発行した冊子を貸してくれました。

ありがとうございまーす!
土地柄がちがうとお参り(祀りかた?)もかわってくるから、勉強になります。

先ほどのご飯の容器”仏飯器“のことも書いてあって、朝一番のご飯なんだとか、故人にあげるご飯じゃないのねとか、こんなにこんもり盛るのねとか…、いろんな知らないことがわかってきたよぉ。
ひとつずつ新しい技を覚えてく感じで、ときおりアタマの中で『ドラクエ』のモンスーター倒した時とか、レベルアップのファンファーレが鳴ってます(汗)。

でもさぁ…もちろん故人を粗末にする気はないけど、それだけにしばられるようなムリはできないよねぇ。
わたしたちの気持ちでできる範囲でいいことにしてもらおっ。勘弁してね。

炊きたてもご飯も、自分たちが食事を終える頃には表面かりかりになって、正直食べるのたいへんです。捨てるわけにもいかないしねぇ。
そしたら、「食品サンプルでもいいんじゃない?」って不謹慎な話しも出てきたりして、「おいコラッ!」って言いつつ調べてみたら…ありましたよぉ。

お供え用フードモデル
「お仏壇にお供え用のフードモデルです。実物大で本物そっくりに精巧に作られています。」
「炊きたてのご飯を仏飯器に盛った模型です。毎日ご飯を炊かないご家庭でも、いつもご飯をお供えしている気持ちになれます。」

食品サンプルって高いイメージだったけど、この価格だったら手が届きそう。ご飯炊けない日にいいかも…。
おもわず「おっしゃぁ!」…と、ココロの中でガッツポーズしたのは秘密です。