2015年3月21日土曜日

語学はツール

きのうは、またいろいろありまして…。
病気で臥せってる夫のなんやかんやを用意して、地球の反対側からの知りあいの接待(?)。

うーん…、どうしよう。
ここでぶちまけるのもなんだよねぇ。

…とか言いつつ、書き始めるわたし。

鹿児島大学との自分の所属してる大学との提携を結ぶために来たらしいんだけど、うーん。鹿児島大学が迷惑しないことを祈るぞ。(☜めずらしく地元びいき)

めっちゃ…不安だ。
決裂するよう祈るわよ、わたし。

手順っていうか、段取りっていうか、押さえるところがヘン。これじゃ、ぜんぜん仕事になんないっていうか、鹿児島大学の関係者が引っかき回されてオシマイ…になると思うよ。
わたしに言われるほどって、どんだけなんだよって感じですけどねぇ。

でもそれは、お国柄の差ってことで多めに見たとしても、それ以前にさぁ…半年も日本で語学研修を受けて、この日本語力ってなに?
…と、人のことエラそうなこと言えないわたしの語学力だけど、そう言いたくなるほどでして。だって、コミュニケーションとれないんだもん。

それだったら英語でもできればなんとかなりそうなのに、「えいご?にほん、いる、ながいね、ぜんぶわすれたね」って、忘れる以前にあまりしゃべれなかったじゃん!
その状態で、どうやってこれから共同研究を進めていくんですかって話しですよ。ぜったい鹿児島大学のほうが困っちゃうと思うな。

だって、わたし、英語でメール書いてもぜんぜん返ってこないから、英語と日本語を両方列挙して送るようになってたんですよ。その返事がこれまた…ワケの分からん日本語で、これで「日本文学の研究してるんです」ってどういうこっちゃと思ったよ。日本文学っていったって村上春樹だから、推して知るべしって感じだけどね。(☜好きじゃない)

英語のできないわたしのメールもその程度だと思うけど、わたしはただのおばさんだもん。これで仕事してるわけじゃないから、自分の身が守れる程度の語学力でいいの。でも、半年、ちゃんと日本の公費で(☜ここ強調!)研修しててこりゃないでしょう?
語学の習得にはかなり個人差があると、震災以降日本を離れさてたくてあちこちに行かせてるうちの子が言ってたけど、たしかになぁ…と、実感しましたよ。

そして、この子の名言のひとつが「言葉はツール」。
英語でもなんでもいいんだけど、しゃべれるだけじゃなぁ〜んにもならないのよね。逆にしゃべれなくても人と接することはできるわけでして、最終的にはその人の性質とか性格で、切り抜けられることもあったりするのよね。
でも、仕事というシチュエーションだったら、それに見合った語学力は必ず必要だと思う。


市内を散策し彼を高速バスに乗せて、今回いっしょに鹿児島に来た日本人の客員教授に「彼、英語はだいじょうぶって言ってたんですけどねぇ」って言われて、うわっ!って思っちゃいました。

自分を実力以上にいうにしてもホドがあろうに…。
しかも、全部忘れたって言っちゃうし、その通りの英語だし。

こういう、『あっちにはこう言い、こっちにはこう言い』…ってのが、わたしダメだわぁ〜。

この先生、マナウスにいた縁で彼にあちこちの日本の大学の先生を紹介してるみたい。
んで、「あまり迷惑かけてもらいたくないんだけど…」とおっしゃってましたわ。

でしょう、でしょう。
関わりのないわたしですら、「鹿児島大学に迷惑かけないでよね」って思っちゃったもん。

博士課程を終了して、オーバードクターで鹿児島に来たいって言ってたけど、うぅ〜む。わたし、もう…あんまり関わりたくないかもしれない。
前回会った時、とちゅうで「めんどくさっ…」って思っちゃったゆえんが、この“いいかげんさ”だったんだと思ったら、なんか腑に落ちるわ。

たぶんね、わたしのことだから人のためになにか手伝えることがあったら、損得考えずに一生懸命するはずなのよ。
もっとこの人とコミュニケーションとりたいと思ったら、ポルトガル語は今の鹿児島で無料で学習するのはムズカしいから、スペイン語ならわかると言ったから、スペイン語を春からNHKでなんとか自主学習してスペイン語しゃべれる知りあいがいるからその人に教えてもらって…って、きのう会うまでは思ってた。
でも、その気がなくなっちゃった。
そんなはずはないのに「スペイン語だいじょぶ」って言ったのが怪しい気がしたりして、なんかそこまでする気持ちがもてなくなっちゃったわ。

それより、わたしは英語よ、英語ッ!