2015年8月3日月曜日

研修に行ってみた

今週はまた暑くなるという予報に朝からクラクラしております。

さて、きのうは日曜で夫がやすみで家にいるというのに朝からこういうところに行っておりました。


去年の広島の災害から約一年。
そろそろちゃんと手伝えるように、下準備の講座に参加いたしましたよ。

鹿児島県はご存知のようにあっちこっち噴火しておりますが、24時間態勢で監視されて突拍子もないコト(多くは語れませぬが…)がない限りはふつうに生活できるような状態です。
桜島のように、こんなに近くで活動中の火山が見られる場所も世界探してもほとんどなくて、観光できてくださる人も増えてて、海外からのクルーズ船も今年はホレこのような予定になっております。飛鳥Ⅱの5万トンなんて目じゃない11万トンのダイアモンドプリンセスや、シュッと美しいスカイシー・ゴールデン・エラなんかも入港したりして、イベント好きなわたしはワクワクしちゃいますよ♡
子どもたちが小さい頃には、こういう大きな船がくるのはもっと南のほうの港だったんだけど、何年か前からアクセスのいい街にかなり近い場所になってきたのよねぇ。ローカルな言い方するとオプシアのあたり(汗)。

夜に停泊してるとほんとぉ〜にきれいだそうで、撮りに行くもりだったのに台風で予定が変わったりしていまだ実現せず…orz。そのうち行きますよ。

あ…話しがズレた。

そんなわけで、きのうも中国人の観光客が7000人(700人じゃないよ、七千人!)も上陸したらしいんだけど、観光案内もあんまり全然うまくいってないようで、ちょっと心配しておりますよ。
せっかく来てもらっても、楽しくなかったり不便だったら二度とくる気になれないと思うのよねぇ。なんとかできないもんかしらねぇ…。

…という話しもこっちにといておいて、そういう時も含めてなにかあったら…という想定もあり。

じつは英語しゃべれる鹿児島の人はたくさんいるけど(わたしは違うわよぉ、わたしはしゃべれてないから…)、実際に鹿児島に住んでる外国人登録している人は母国語の次に理解できるのは英語より日本語だそう。分布は中国、韓国、フィリピン、ベトナムの方が多いそうです。
そう考えるとニーズに対して、人数が対応できないのかもなぁ…。
でも今さら、中国語するなんてムリだしなぁ。

でも、こういうなにかしら心構えというか…準備しておくのはだいじなのかなぁ〜って思って、混ぜっ返しに行ってきました。

お昼ごはんは、鹿児島に住んでいるバングラデッシュの方のカレー。


座学と実習で一日すごしたつながりがなにかおこった時に力になるって講師の人がおっしゃってたけど、そうだと思う。
鹿児島、(いろんな意味で…)狭いもん。

そのひとつの力になれたらいいなぁ〜。

ただ、ボランティアにきてる人はみんななにかしたい、手伝いたい、助けたいと思って意気込んで突っ走っちゃうのを広島の土砂災害の時にも感じたけど、同じグループの女性もそんな感じでしてねぇ。
与えられた情報をどう伝えるかという想定で訓練されているのに、書かれてる避難区域が桜島のこっち側が入ってないのはおかしいとか、どこに避難するとか書いてないとか、安全な場所ってどこって訊かれたらどうするのよとか、それって今日めざしてるところとズレてる気がしてさぁ。

だまってやりたいようにさせてたけど暴走が止まらなくて、さすがに「私たちはボランティアですから、きちんとまず伝えるべき行政からの情報を伝えてからプラスαを考えませんか」と、言ってしまいましたよ。

心底疲れて、帰り際に「またあった時にはよろしくね」と言われて、返事ができなかった態度の悪いワタクシでした。
あぁ〜あ、やっぱりむずかしいわぁ、地方のボランティアは…。