2015年11月7日土曜日

ガイフォークスナイト

きょうは朝からロンドンらしからぬ雨と強風で、家にヒキコモリ決定です。
ここ三日間スッキリ晴れてくれないなぁ…っていうのが気になるのも、花火をやってるんですよ。

こんなイレギュラな時期に花火? 鹿児島のは夏にとりやめたかわりっぽいけど…と思ってたら、今週の授業中に、女の子が先生に「どこで見られるの?」とか言ってて、鹿児島とはなんら関係なく、どうも“ガイフォークスナイト”ってのらしい。

世界史をまじめに勉強してないせいもあるけど、この口ひげマスクを一時期日本で見かけていったいなんなんだろう?って思ってたけど、これだったのね。
映画『Vフォー・ヴェンデッタ』に使われてたって知人が教えてくれたけど、わたしってば常識ないっていうか、自分の興味範囲外だととことんウトいわ。

ほんとは11月5日がその日らしいんだけど、今夜までの三日間、あちこちで花火してるみたい。

ちょうどこの時期にここにいられるのもなにかの縁…ってことで、見に行こうと思いましたよん♪
先生は「通行止めで地下鉄しか動いてないし人多いし、ずぇ〜ったい行かないっ(←ネヴァーーーッって言ってた)」って言ったから、バスやめてナショナルレイルで一番ピークの土曜さければいっか?

ネット検索してみたらいろんな場所でやってるけど、約2,000〜3,000円って書いてある場所もあって、「なんで花火見るのに有料なんだろ? 錦江湾の花火大会みたいに特等席とか?」
見晴らしのいい場所に行けば花火くらい見られるでしょ…と、子どもから教えてもらった場所に一目散。

手の届きそうなところに、この建物!

赤くなってるロンドンアイも見えます。

左にパンすると、シャードまで見える♡

こんなにいい場所なので、今回はこういう日だからなのかガードが固くて、黒服のガタイのいい警備員にエレベータに乗る時に「食事?飲むの?」ってしっかりチェックされちまいましたよ。

下を見下ろすと、特設会場が設置してあったよ。

たぶん…これはわたしのだたの憶測なんだけど、この日の人形を焼くイベントっていうかショー的なことをするのを見るには有料なんじゃないかな? 観光客なんだから、せっかくだから体験しちゃえばよかったかなぁ。
知人から「いいないいな、ガイフォークスナイトにそこにいるんだ!」って言われて、しみじみ…替わってあげたかったよ。

肝心の花火は、音はあちこちからしてるんだけど、ここから見えるビルの高さくらいでチラチラ見えるだけ。はっきり言ってしょぼい。お天気のせいかなぁ、来た甲斐ないなぁ〜…と、しょうがなしにビール一杯飲んで帰りました。←バーの屋上だったし、トイレも借りたかったので、お約束ですからね。

次の日は、家から45分で歩いて行ける(でもココんところ連日暗くなってから家に帰るから疲れてて、バス使ったよ)高台へ。


新しいケータイのパノラマ撮りを初めてやってみたけど、きのうの場所もこうやって写真撮ればよかったわねぇ。
これで160°くらい。でも、360°ぐるっとあちこちから音がしてて、真後ろ方向にはあまり開けてないけどそこからもほのかな光がしてる。

うぅ〜ん、よか眺めじゃ。プシュッといきたいところだけどビールはやめましたよ。近くにトイレないからねぇ。

知る人ぞ知る…ってかんじなのかけっこう人がいて、パトカー3台おまわりさん6人も待機してちょっと驚いた。
でもよく考えたら、まわりは子ども連れは数人。あとは若いもんがお酒片手に飲みながら談笑してるんだから、そりゃ警備したくなるかもねぇ。☜自分がなんか場違いな気がしてきた瞬間

花火撮るのってニガテだなぁ…と思いながらシャッター切ってたけど、あれ?それだけじゃなくてサクラ撮るのも得意じゃないし、人や子どもや動物もダメだったり、電車や飛行機もちゃんと撮れないから、いったい私が得意なのはなんだろう? なにか上手に撮れるものってあるのかなぁ…。

そうそう…、この場所に誘ってくれた学校のメンバーにプロのカメラマンが二人もいるのを、InstagramやFacebookの友だちに入れてもらったあとわかって冷や汗たらたらのワタクシです。

やっと撮れた数枚。


ここからの花火も「これだけ?うーん…」って感じの花火でして、つくづく日本の花火技術の繊細さとセンスの良さにまいりました。ひとり勝手に鼻高々になってたりして(汗)。

ヒートテックのばばパッチとタートルTシャツにヒートテックのセーター重ねてダウンジャケットにスキニーと、全身ユニクロ仕様の寒さ対策で臨んだものの、ひらけた高台で風びゅーびゅーふいてて一時間で断念して戻りました。

今宵もまだまだ花火の音が鳴り止みません。寝られるかなぁ?