2017年1月19日木曜日

映画でリスニング

きのうは、つい…夫にチッ!と思ったまま書いちゃいましたが、あれだけ単語知ってるのにしゃべれないのってモッタイナイよねぇ。

あとねぇ、本人曰く「聞き取れないんだよね」。
キチンと文法も頭に入ってるわけだし、文献も読めてた(…と、わたしは記憶してる)から、これで聞き取れるようになったら、しゃべりはさておき、BBCやCNNから情報収集できるし、映画も字幕なくて見られるじゃん。うらやましさ越えて地団駄踏んじゃうわぁ。ひとりで旅行にも行けちゃうよ。←それはないって(笑)
ちっとも単語力ないのにあっちこっち一人で行っちゃうわたしに問題アリか??

さて、それはさておき(置くなぁー!)、リスニング力を上げるにはどうしたらいいのか、自分もできないので本気で考えてみました。

もう聴くしかない。
聞くじゃなくて、聴く。
聞き流すんじゃなくて、本気で真剣に耳を傾け、注意して聞き取る。例の教材も「そうやって聞けば効果あり」…だそうです。

映画が好きなら映画でもいいけど、わたしはちょっと…それにはご意見申し上げたい。
字幕に入る字数だからしゃべりと違うことも多いし、日本語訳も意味が違ってたりする。それに、できれば使わないほうがいい言葉もじゃんじゃん入っててさぁ。聞き取ろうと必死に聞いてると、心に残って、とっさの時つい口から出ちゃうからやめたほうがいいんじゃないかなぁ。

もちろん何もしないよりは試したほうがいいし、聞き取りの練習になる作品を選べばいいわけですが…。
他の勉強方法に煮詰まった時に楽しんでできそうだからやってみたいなぁ〜と相談したら、映画でやりたい時には、必ず、対訳本を買うか、スクリプトをネットで手に入れて学習をしないと効果がない…と、師匠から言われました。あやふやなままで次に進むといつまでも不完全燃焼でスッキリしないから、そうやってちゃんとひとつずつクリアにしてくほうが気持ちがラクですよ…とのこと。

鹿児島でも手に入れやすい本は、『スクリーンプレイ』。


ネットなら、Awesome Movie Scripts and Screenplaysや、The Internet Movie Script Databaseで、手に入ります。(注:一部有料)

その映画を選んだ時点で、内容は知ってますよね。
それをリスニング教材に使うときは、5分〜10分を短く区切って、聞き取れなかったところは英語字幕を見て確かめて、もう一回集中して聞いてみる。なんどもなんども繰り返して、聞き取れるようになったら次の場面へ。スクリプトを見ても意味がわからない単語があったら、その場ですぐ調べるのもお忘れなく。(←自分に言い聞かせてる感満載)知らない単語は聞き取れないって言われました。

ちなみにこの方法、時間がかかるわりに即効性は低いそうです。映画を見るのが好きで、今すぐ英語が必要じゃないけど、英語がわかったらいいなぁ〜っていう人向け。切羽詰まってる人は、必要なジャンルの単語を丸覚えするのが先だそうです。

ひと昔前ならこういうふうに洋画やドラマから必死に英語を学ぶ方法しかなかったりしたけど、今なら他にもっと方法があるから、こういうふうに勉強教材にしないで楽しみにとっておいたほうがいいかも…などと、個人的には思ったりします。