先月末から、飲んでた漢方が『柴胡桂枝乾姜湯さいこけいひかんきょうとう』から『加味帰脾湯かみきひとう』に替わった。
「もうそろそろだいじょうぶ、寝られるようになったから…」って、自己判断で『柴胡桂枝乾姜湯』を飲まなくなったらぐるぐる考えちゃって、下むいてひとりでブツブツ言ってたり、ゴミ出しに行くのもしんどかったりっていう状態になって、こりゃダメだ…と専門家におすがりしたわけ。
不眠の原因は、寝室の状態(音とか明るさとか、お布団や枕も)、精神的なこと、痛いとか痒いとか体の状態、カフェインやアルコール、年齢など。たしかに、年とって眠りにくくなってきたよなぁ。寝るのにも体力がいるって実感してる。
同じ不眠でも、寝つきが悪いのと、途中で目がさめるのと、早く起きてしまうのといろいろな症状があって、わたしはとちゅうで目が覚めるタイプ。
冬になって冷えもあるし、例のこと(そうそう奥さん、 "アレ" ですよ)がアタマをよぎると暗ぁーい気持ちになって食欲もなくなってくるから精神的なことが大きいかもしれないね。そんな症状や、カラダの状態も相談したよ。
不眠で処方される漢方がいろいろある中から、あまりにも元気なかったから『加味帰脾湯かみきひとう』になった模様⤵︎
虚証だもんなぁ、体力ないもんなぁ💦
中身を見たら、クチナシにナツメにショウガにリュウガン??
あら…こういうのが効くの、薬膳でやった覚えがあるのに忘れてたよ(こらっ!)。 お茶淹れるときに、乾燥したのをポットにいっしょに入れちゃえばカンタン薬膳茶♪
二週間飲んでみての感想は、胆嚢をとって以来ずっとべちゃべちゃの便がまとまってきた。カラダもぽかぽかして、食欲も出て、気が巡ってきてるかんじがする。
うつうつと考えなくなって外に行ける元気になれるのは『柴胡桂枝乾姜湯』のほうだけど、とちゅうで目が覚めにくいのはこっち。しばらくこれで様子見てみるね。
不眠によく処方される漢方(虚証)を、自分メモ。
『加味帰脾湯かみきひとう』
黄耆、柴胡、酸棗仁、蒼朮、人参、茯苓、遠志、山梔子、大棗、当帰、甘草、生姜、木香、竜眼肉
『柴胡桂枝乾姜湯さいこけいひかんきょうとう』
柴胡、 黄芩、栝楼根、 桂皮、 牡蛎、 甘草、 乾姜
『加味逍遙散かみしょうようさん』
柴胡、芍薬、当帰、茯苓、蒼朮、山梔子、牡丹皮、甘草、生姜、薄荷
『帰脾湯きひとう』
黄耆、酸棗仁、人参、白朮、茯苓、遠志、大棗、当帰、甘草、生姜、木香、竜眼肉
『酸棗仁湯さんそうにんとう』
酸棗仁、 茯苓、川芎、知母、甘草