2019年10月27日日曜日

風邪に漢方、ほかにもあるという話

『銀翹散』が思いの外バッチリ効いて、びっくり。
あのまんまだと、喉の違和感から腫れて、微熱出て、寝込んで…といういつものパターンだったはず。早いうちに薬飲んで正解だったよ。

…と思って調べたら、これって、初めのうちに飲まないとあんまり効果ないんだってね。知らなかったわ。
思ったより元気だけどまだ家で養生しといたほうがよさそうだから、この機会にいろいろ調べよう。

クラシエの学習会で、風邪の後期で吐き気や下痢なんかのお腹にきている人に『柴胡桂枝湯』がいいって教えてもらったけど、これは「小柴胡湯」と「桂枝湯」を合わせた薬で、こじれた風邪に使われる古くからの基本的な漢方薬だそう。

あぁーん、またいろいろ他の薬が出てきた💦 ちゃんと本、見よう。


『小柴胡湯』は、本によると、「体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつく人で、症状は、食欲不振、はきけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状。こじれた風邪や、食欲不振・吐き気に効く。

ふぅーん。
風邪でお腹にくる人にいい薬なのか。

『桂枝湯』は、漢の時代の医学書に出ている薬で、はいってるのは、桂皮、芍薬、大棗、甘草、生姜と、笑っちゃうほど見なれたものばっかり。今の漢方のベースになってるって書いてあって、たしかに頷けるなぁ。
これは頭痛、寒気、発熱などの風邪のひきはじめに効くらしい。でも同じように風邪の初めに処方される葛根湯とはちがって、体力がなかったり、胃腸が弱かったり、疲れやすかったりという、病気を体の外へ追い出す力が弱い「虚証」の人や高齢者に向く薬なんだって。
あぁーっ、だから虚証のわたしに葛根湯はダメだったんだ。これからはこっちにしよう。

喉からの風邪には、『小柴胡湯』に「桔梗湯」と「石膏」が入ってる『小柴胡湯加桔梗石膏』もいいらしい。
石膏??? そんなもの飲んじゃうの?? ほんっと漢方って不思議よねぇ。

『桔梗湯』は、うちの子御用達。あの子にはあってるらしい。
そして、これにはトローチもあった!

どんな味なんだろ??おいしくないとヤだけど、なんか効きそう。
この次の風邪で試してみよう。