2020年3月14日土曜日

いい本を見つけた

御上の鶴の一声で、いろんなところが自粛。
近くの上野は、商業施設の営業時間が短くなって、美術館も閉まって、かなり人が少なくなってるよぉ。
公園のランニングをしてる人が「走りやすくなったよぉ」って言ってたのが、唯一の救い…かなぁ。なにごとも悪いほうだけに思わないでプラス思考でいこう、うん♡

夫は毎日(土曜のきょうも!)仕事で電車に乗ってるのが気になるけど…。
せめて休みの日は出かけないで家にいてもらいたから、夫が好みそうな本を検索して図書館に予約して借りてきて、リビングに置いてる。

だんだんネタ切れになってきたのでネットで探してたら、光文社という出版社が「いま、息をしている言葉で」をキャッチコピーに、古くて読みにくかった古典文学を読みやすい文章に訳し直して出してた。👉https://www.kotensinyaku.jp/about/
作品リストはこちら👉https://www.kotensinyaku.jp/books/

チラッと立ち読みしたら、トルストイの『戦争と平和』やトゥルゲーネフの『初恋』、ドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』や魯迅の『阿Q正伝』など、とちゅうで挫折した本がいきいきとした文章になっててびっくり!
   

親鸞の『歎異抄(たんにしょう)』や、後白河法皇の『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』、カント『純粋理性批判』やプルースト『失われた時を求めて』、ヴォルテール『寛容論』やプラトン『饗宴』、『ソクラテスの弁明』、ニーチェ『ツァラトゥストラ』、ダーウィンの『種の起源』、ホッブズ『リヴァイアサン』やハイデガー『存在と時間』やヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』も😵

現国や地歴・公民で出てきたとこだけ試験の直前に覚えて、全編を読もうっていう気…サラッサラなかったけど、この翻訳なら読めそう(^◇^;)。

出かけられない…と後ろ向きになると、気分も沈みがち。
ちょっと目線をあげて、お茶でもいれて、ゆっくり本でも読みましょっか?
せっかくたっぷり家時間があるんだものね。