2020年6月13日土曜日

風邪やインフルとおなじ

新型コロナウイルスに効くワクチンもできてないし、もしできたとしても日本はマスク争奪戦にも出遅れ、検査薬獲得戦にも敗れたのを思い出すと、いつ入ってくるやら…。困った国に住んでるなぁ、ザンネン。

そういうわけで、自分でなんとかしよう…。

中国では二月ごろから、いろいろな漢方薬でやってみて、コレがいいアレがいいって話が漏れ聞こえてた。
ただ、ザンネンながら、新型コロナウイルスに効く…ってエビデンスが確立してない。そりゃそうだ、このウイルスが出てまだ間がないし、データ数も少ないもの。

…で、そこをアタマの片隅に入れて、中国で処方されてよかった漢方薬をみたら、ふつうの風邪とかインフルエンザに出されるのとおんなじだった。

まだ肺炎になってない人で、ゾクッとしたら、体力のある順に『麻黄湯』>『葛根湯』>『麻黄附子細辛湯』>『香蘇散』。お腹にきたら、中医学なら藿香正気散だけど、日本にないから『香蘇散』+『平胃散』。ゾクッとしない熱発とだるさは、中医学は金花清感だけど、これも日本にないから『黄連解毒湯』、『清上防風湯』、『荊芥連翹湯』あたりを単独か組み合わせて使ってた。
重症化してからの処方は医者がすることで、私たち一般人にはどうしようもないから省略。

いろいろ文献見て思ったのは、新型コロナウイルスは、肺炎症状が出る前、ひどくなる前ならなんとかなりそう…っていうか、その時期にどうにかしないと回復がむずかしい。
とくに、ICUのベッド数がめっちゃ少ない日本は、適切なケアをしてもらえないうちにどんどんひどくなるケースが多い。←個人の意見

無症状な人も多く、陰性になって退院してもまた症状が出る人もいたりで、厄介なやつだよね。
こうなったら、自分で自分のカラダを元気にしとくしか方法がなさそうで、きょうも漢方薬を飲むのであーる。

(参考:『COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方(日本感染症学会特別寄稿)』