2022年9月11日日曜日

シリンダーベッドミシンでバッグ作り

文化服装学院オープンカレッジの『本格ミシンでつくる”レザーショルダーバッグ” 』で、今まで触れたことのないプロ仕様のミシンを使ってバッグを作った。
午前午後の講座でわたしの集中力は続くのか、たった二日でちゃんと縫い終わるのか…ずいぶん心配したけどちゃんとできた!うれしい〜!!

なかなかの出来だったから、ちゃんと写真撮ってあげよう📸
ベルトのつけ勝手とファスナーの開き方向は、ごく一般的なショルダーの仕様と変えて自分に都合のいいようになってるから参考にしないでね。

イタリアのタンニンなめしのかなり上質の革で、革を渡された瞬間からもぉ〜わたしのテンションあがりまくり💕
使い勝手のいい銀ペンと両面テープも材料に入ってるし、ファスナーはキチッと寸法に加工されたもの。きれいに完璧にカットしてある厚紙の型紙までついているし、裏地は好みの色を売店で選べて、それも材料費に入ってた。

糊ヘラやカナヅチ、クリップやスチールの物差しも各テーブルに置いて貸し出してもらえて、ゴム糊も瓶に小分けになってるし、工業用ミシンも腕ミシンも全部糸かけも試し縫いまでしてあって、座ればすぐ縫えるようにしてあるという神対応。ありがたや、ありがたや🙏

先生、準備がタイヘンだったろうなぁ。
自分的には、事前に送られた準備品に書いてなかった30㎝の方眼定規を持っていってなかったのが痛かったなぁ。なぜ気づかなかった😅

作業工程のデモが前のスクリーンや壁に投影されて、教室のどこに座ってても先生の手元が見えて、いちいちみんなで師範台まで移動して説明を聞いてた頃よりずっと効率的。
裏地の裁断をしてるあいだにササッと革漉きして渡してくれたり、細やかで的確なポイントを押さえた授業の流れで、聞いてて楽しい。手慣れてるなぁ〜。

そんな至れり尽くせりで丁寧な環境で、できる人がつまんなくなる空気もなく、ゆっくりじっくり派が取り残されることもなく、誰もがちょうどいい時間配分で授業が進んで、時間に余裕を持って全員が同じくらいにバッグができあがった。
受講をポチッて、ついていけるか…すっごぉーくドキドキしたけど、そんな不安は一度もしなかった。行ってよかった〜❣️

講座を申し込むとき、「ペットボトルとお財布が入る小ぶりのショルダーバッグを教われるけど、要る?」って夫に言ったら、「ありがとう!」って先に言われちゃって、これ夫用。ちょっと出かけるのにちょうどいいバッグ、わたしも欲しいかったよ😅

残念ながら、うちにある職業用ミシンじゃこの形のバッグは縫えない。シリンダーベッドミシンがないと、この革(コレだいじ!)でこういう縫い方をしないと、この形にならない。
同じデザインのカバンでいいから、もう一回受けて今度こそわたしのにしたいなぁ〜😄