この照明、実はずいぶん昔のポール・ヘニングセンのPH5。下のカバーが鋼板の、白熱電球を使う初期タイプで、これじゃないとダメだからしょうがない。
30年前家を建てたら、設計段階からなぁ〜んか違う気がして、インテリアコーディネータの勉強をはじめた。
そしたら、どこから見ても眩しくなくて、ご飯がすごく美味しく見えるPH5の、意思のあるデザインを好きになって、資格試験に合格したお祝いに自分で買った。
今は、定価159,500円?? えぇーッ、今だとぜったい買えない💦
自分で仕入れて下代で流してもらったから、ここに書けない値段だったよ。
2010年に大手電機メーカーが電球の製造をしない宣言して、蛍光灯が主流になったでしょ?
その頃に、下のカバーがフロストガラスに変わって、うちにあるのより数段明るくなって日本のダイニングにはマッチングしていいかも…とは思った。
自分はいいと思わないけど🙇♀️
だって、この照明は白地に赤と濃い青になってて、そのカラーで白熱電球の赤みとか反射した光の色を打ち消して、落ち着いた色味と雰囲気を出してる。なので、光源が変わったらこの照明の良さとか色味はぜったい変わるもん。
それが今じゃ、蛍光灯ももう生産しなくなるって話も出てて、LEDばっかり。
蛍光灯でも好きじゃないのに、LEDの光の波長や色味は超ニガテでなんかカラダしんどくなる😥
もう時代の流れだからしょうがないね。
LEDが良いとか悪いという話じゃなくて、この照明の良さとかデザイナーの意図とかそういうのを全無視してるとこは…ちょっと引っかかるなぁ。
電球が切れるたび、そんなことどうでも良いことを考えちゃうよ。
あ…、もうこのタイプは手に入らないし、メルカリ見たらいい値段してるから、夫婦ふたりとも死んだら家財まとめて捨てずにこれはジャンケンしてねw(←法定相続人たちに業務連絡)