2008年4月19日土曜日

手術の次の日

ゆうべは、熱っぽくて、氷枕もらって気持ちよかった。
痛み止めの座薬を入れてもらって、痛さはしのいだものの、
部屋の廊下挟んだ向いがトイレで、夜通し、バタバタ音がしてつらい(>_<)

六時前から、ベッドサイドで採血。
いっつもそこから採って、だいじょぶなのかなぁ?

8時に待ちに待った食事。
おかゆじゃないんだ?ま、しゃーないか…と寝ながら食べてると
「あれーmomさん、普通食が来てるー!」と看護師。
やっぱ変だよね?手違いだよね?でも食べちゃってるよ。
ちょっとムカムカ気分は良くないけど、膿盆も用意してもらってるし…。

主治医が顔を出す。
「先生、早いですねー?」
「当直ですよ」 そりゃ、ごくろうさまです。
「お粥じゃなくて、普通のご飯が出て、看護師さんビックリしてましたよー」
「大丈夫ですよ、腸はいじってないから」
そ…そういう問題かい? だから外科医は嫌いだ。

朝のガーゼ交換。
脇腹側の穴から入ってた長さ20cm位のチューブを抜く。
ぐえ~っ、ニュルニュルして気もちわりぃ~。
お腹の中に入り込まないようになんと、私のお腹に縫い付けてあったんだよ。
糸で!

そうそう、
手術の準備で、麻酔効いたあとショーツ脱がされて、
両足に紙のカバーを履かせて、それを、お腹に糸で縫いとめられてるの。
アンビリーバボ~!!
確かに、そうしてたら、外れないわなぁ…。

昼食後、バルーンと点滴も外れて、歩行訓練。
残尿感も痛みもなく、排尿できて、ひと安心。
傷が心配で、思わずお腹を押さえて歩く。ゆるゆる…。
「momさん、きのう手術した人には見えませんよぉ~、若いから回復も早いわ」
と、ナースステーションの看護師。
そ…そうか? この年でも、若いかぁ?

動け動けと言われるので、
ピラティスやヨガを思い出して、まず呼吸からと思うのだが、
呼吸も、どの呼吸をしても良いのかが、わからん。
ふかーく体の中を動かしてよければ、じゃんじゃん動かしちゃうし、
腹筋使っちゃダメならそうするし・・・。
動かしたほうが癒着しないとかあるの?分からんなぁー。

体拭いてもらって、普通のパジャマに着替えて、ごろごろ。
さすがに、夕食はご飯までは無理。
でも、おかずは元気になるんだーの願いを込めて、完食。

手術のビデオをDVDに焼いてあるよーって、いらないし、見ないし・・・。
肝臓が刺身にできそうにきれいだったよって、自分のは食べないってば。
笑かすなー。
傷が痛くて、思いっきり笑えないじゃないのぉ。
咳払いも、口の先だけでするような咳なのに…。