カバンを作り始めて、
洋服を縫うのとは、全然違うと感じました。
使う材料しかり、
作図手順はもちろん、縫製の方法すらまったく違うの。
同じ縫い物ですが、ベツモノみたい。
それはバレエ衣裳に関しても同じ。
今、教わってる先生は、
私が洋裁の基本を教わった方法と同じ学校の出身の先生なので、
あまり違和感がないと言えばないんだけど、
いつもの常識が通じない事もしばしば…。
そういう事をしばらく続けていると、
「これ、こっちに使えそう♪」という事が、
けっこうたくさん出てくる。
お互いには全然知らない部分の、
つながりのようなモノが、見えてくるの。
シラスを獲る猟師が、その加工殺菌方法を牛乳業者に教わるのだって、
その世界では、カンタンに解決できる事が、
他の世界では、ぜ~~んぜん知らない事だったりするんだよね?
私のインテリアコーディネーターの仕事も、
似たような類のものかしらね?
そういう異種業間のうまい重ね方って、出来ないかなぁ?