2011年8月27日土曜日

滑走路でゲリラ豪雨

また東京でした。
かごしま戻ってきたら、桜島が大歓迎。
きょうは、こっち向きの風が吹いてて、火山灰が降ってるぅ~(。>0<。)
暑いから、風通そうと開けてた勝手口の上げ下げ窓。
キッチン中、ジャリジャリ。
油断してました…orz。

きのう、羽田を15時10分出発予定の飛行機が、
機材到着が遅れて、出発が15分遅れ。

「こりゃ、空港からのバスに間にあわないわ」
うち方面行きのバスは少なくて、17時40分の次は18時50分なの。

なので、
富士山や、マジックアワー色に染まっていく空を楽しむのをあきらめよう(-"-;)。
早めに確保した右窓の席を、通路側の席のかたに替わってもらって、
バス停にダッシュする覚悟で搭乗してました。

…ら、
離陸待ちの飛行機が多くて、滑走路で待ち。

しばらくして、
「ただいま羽田空港を離陸する飛行機が混雑しております。
当機は離陸の準備を整え、2番目となっております」
その時、15時45分。

ポツ…ポツ……。
窓に雨。
暗い空。
飛行機の位置が変わらないのに、エンジン音が変わる。

あれ?
風がちょー強い?

「羽田空港上空に積乱雲が発生したため、出発を10分ほど遅らせます」

そのうち、ごろごろピカピカ。
ひっくり返るんじゃないかと思うほどの風。
雨が窓をばしばし叩く。
エンジン音が、風の強さで息をするし、
滑走路は、海のよう、雨が風で波打ってるぅー。

あぁぁぁぁ~、
こりゃ、10分じゃ収まらん。
飛ばんわε=( ̄。 ̄;)

まっ、
ヘタにこーゆー状態で飛んでくれるより、飛ばないほうがいいけど…。

実は、雨だと、離陸より着陸のほうがずぅ~っと危険。
何十倍も。
ふつう程度の雨でも…ね(ボソッ)。

だから、
着陸できない飛行機が、羽田の上空のその雲を避けて、グルグルしてるはず。
そっちのほうが生きた心地しないかも…。
なので、いいのよ。
飛ばなきゃ飛ばないで…。

ちょっと暑いけど、
去年、炎天下の滑走路で40分待ちだった時に比べたら、全然だいじょうぶ。
あの時は、クーラーつけてても、すんごい暑さだったもん。
さいわいにも、今日はがっつりハードカバーの本を入れてるから、
寝むれないなら、読めばいいもん。
夏休みにありがちな“放し飼いお子ちゃま”もいらっしゃらない、静かな機内だし。

でも、
すでにケータイオフにしてるから、待ち人に連絡できないのがツライ。
おおっぴらに、オンにして連絡もできないし…ね。
(してる人いたけど、なんだかそういうのってニガテで…)

こうなったら、もー、どーしようもないワケで、
ヘンな運命共同体って感じの意識が生まれて、まわりも和んできて、
今回の機内は、いい感じでしたよ。
時々どーしようもない事を声高に言うかたがいると、
正論だけどスゴく疲れて神経が参るけど、そういう事もなく、
ちろっとご近所の席の人と、目線で話したりしてさっ。
けっこう時間も過ぎてきましたよ。

飛んだのは、16時55分。
やっと…。

こっち向きは離陸後1時間20分だから、17時15分に着くね。
降りてトイレ済ませても、バス停まで15分あれば十分。
18時50分のバスによゆーじゃん?
ゆっくり、バス停前の足湯(温泉・無料)を楽しみましたよッ☆-( ^-゚)v
しかも、夏の日程を知ってる友だちからの、うれしい“心配メール”も届いてて、
足湯しながら、返信手紙
うふふ、すごくシアワセラブラブ

こういう雨と雷。
鹿児島だと“いつものコト”だけど(そう、いつもこんな感じだったのですよ)、
さすがに、搭乗した飛行機で、滑走路上…ってのは初体験。
なかなかしようと思ってもできることじゃないですもん。
スリリングで楽しい夏の一日でした。