この間の上京は、18時30分からのお稽古がふたつ。
家族が帰省していたり、その前のばたばた広島行きがあったりして、
計画的に準備する時間も気持ちも湧いてこなくて、
お稽古こなすだけでいいわ〜…と出かけました。
勝手知ったる街をうろうろしておりましたら、
アンケートのオバちゃんに声をかけられました。
「最終日でも集まっていなくて困ってるのよー」と言われて、
ちょうど私の年齢と職業がちょうど合っていたので、おつきあい。
やってるアンケートをしてみると、
自分が、いかに日常を漫然と生きてるのかがわかって、凹む。
「これだから、この年代の主婦は…」って声が聞こえてきそう。
だって、テレビ見てないんだもん。
地方だと、電車の中吊りないもん。
頻繁にコンビ二行かないもん。
その商品を積極的に買わないもん。
…などと、言い訳したって、
自分のオバカ加減が暴露されるだけ、
注意力と記憶力のなさに情けなくなるばかりです。
ここで質問を、みんなにもやってもらえるとおもしろいんだけど、
この手のモノは、守秘義務があるのでゴメンね。
はぁ〜、
こういうアンケートすると、自己嫌悪に陥るのよね。
でも、これが今のワタシなんだわ、しゃーあない。
「世間にはテレビを見ない人もいるから、
そういう人のデータも必要だから、気にしなくていいんだよ」
…と、娘に慰めてもらうナサケナイ母でございます。
くすん…。
その時の謝礼に図書券をもらえて、
これがあるなら、自分に本を買ってもいいかなぁ〜?って、
出たばっかりの『奎章閣閣臣たちの日々 (上)』を買いに行きました。
きっと、これを買えるような理由とタイミングでのアンケートだったんだわ…と、
自分を慰めつつ、
日常生活の感覚をもっと鋭く、しっかり持たなきゃ!と、
決意するのでした…ハイ。