2012年6月25日月曜日

Air France

では、どのような旅だったかと言うと、精神的にあまりよろしくなくて、食欲がなくて、ツレもいない旅。ソーセージとビールだけを楽しみに出かけましたよぉ。実際に飲めるかどうかはさておき、そういう雰囲気に浸りたいなぁ〜と…。

せっかく、自力ではぜったいムリな遠い所まで出かけるにもかかわらず、連日2〜3時間の睡眠で、直前までどたばた…というか、物が手につかない状態。なぁ〜んの準備もちょっとした下調べも、体調管理も全くできないまま。いつもの東京行きよりひどい状態で、ぎりぎりまで解約金を払ってキャンセルしたほうがいいか迷いました。家族の「これで出かけないのもまた心残りでしょ」の言葉に背中を押されて、旅行会社のかただけに事情を伝えて、半泣きで出かけました。こういう旅もあるかも…。

そういえば、去年のロンドンもさんざんなコトがあって行ったよねぇ(涙)。今となっては、いい勉強になっただけど、あの3か月間ほんとに大変だったわよぉ…。もう解決したから、また行きたいけどね(☜懲りないヤツ)。

さて、どこから話しましょうか?

エアラインによって、旅行の快適さが違うよねぇ。
10時間以上の長距離便はBritish Airwaysブリティッシュエアウエィズしか乗ったことがないけど、Air Franceエールフランスのほうがエコノミーのシート幅が広かったような気がする。
エンターテイメントはあまり充実してなくて、帰りには映画を三本くらい見るつもりだった私は、かなりがっかりでした。もちろん、英語で見られる方はぜんぜん大丈夫だと思いますけど、私はキーラナイトレィの出てた『Prid & Prejudice』が限界。それだって、台詞とストーリーががっつり頭に入ってるジェーン・オースティンファンだから分かるだけで、きちんと聞き取れてないところがあって情けなかったし、ずっと英語頭にして一生懸命見てるのも、苦痛でした。


画面左下に、USBポートがついてるの!


アメニティはアイマスクと耳栓くらいで、British Airwaysのほうがくつしたとかはいってたなぁ。そのうえ、トイレが狭くて、ナプキンどころか歯ブラシも置いてないの。電動歯ブラシを機内持ち込みしててよかったよぉ。
あきれたことに、帰国便では便座を上げずにするアホタンが何人もいて、座れないのには参りました。一回めはトイレットペーパーで拭きとって座ったけど、それ以降は勘弁ならんぐらいに汚れてて、鍵をかけたドアノブを握って、腰を浮かせていたしましたよ…。たまたまそういう人種が多かったのかもしれないけど、もぉ〜イヤッ!

過去に『機内食がおいしい』と評判の、お隣の国のエアライン(あえて名前は申しません)に、その国に行く折に乗りましたが、それほどでもなくてがっかり。近距離だったからかなぁ…と自分で勝手に納得。なので娘が「Air Franceの機内食はおいしかったよ」というのにも、さほど期待せずに乗りましたが、グッドでした。しかも、シートベルトサインが消える頃「いつ食事が出て、いつドリンクが出る」という放送してくれるので、安心して眠れるし(これ、飛行機の中ではとっても大事!)、事前に、フランス語・英語・日本語で書かれた食事とドリンクのメニュー表を配ってくれるので、ゆっくり考えて選択できるからほんとに助かりました。British Airwaysにはこんなのはなくて「チキン?フィッシュ?」って訊くだけで、「いったいそれはどんな料理?」と尋ねても、返ってきた言葉が理解できないので弱りましたよぉ。やっぱり、語学は大事…(しみじみ)。

ビールはHeinekenハイネケンしか扱いがなくて、断念。わたし…ニガテなんです、味が(ボソッ)。こればっかりは、どうしようもないのでスミマセン。それより、フランスのエアラインだから、シャンパン♪ 飲み終わった頃に出てくるミールといっしょに、今度はワインにしましたよぉ〜。

行きのすぐ出てきたご飯はこちら。

きゃぁ〜、スモークサーモンよ、スモークツナよっ!ちょっとスパイシーすぎるけど。
添えてあるサラダもおいしい♪


左の手前「鶏肉のソテー、オリーブトマトソース、ペンネ、ニンジン、ブロッコリー」
ここの部分だけが、和食だと「牛肉のごま味噌ソース、カボチャ、ホウレンソウ、椎茸、ご飯」に替わるの。どうせ日本食を選択したって、別にパンが出てくる文化なので、ここはあえて違うほうにしました。それと、こういう時にどっちでもいいわ…と思ったら「どこの国でも無難な味なのは鶏肉」という鉄則が、私と末娘のあいだにはあって(笑)、よっぽど鶏肉嫌いだったら薦めませんけど、迷った時には鶏料理が無難ですよぉ。

日本人だからか…キャビンアテンダントが「味噌スープが要るか?」と訊いてきたので思わず、イエスと言ったら、ほんとに味噌スープオンリー! ネギのひとかけらも入ってない、ただの汁(笑)。ウケるぅ〜!
チョコレートケーキはバタークリーム。ウッとくる甘さで、早くも日本が恋しくなりました。

行きは、通路側の席を事前に添乗員さんがリクエストしておいてくださってので、ちょ〜ラッキー! しかも、誰もいないの。三つの席を独り占めして、ぐーすか寝てました。

降りる前に軽食。


パテのパイ包み、ハム、パスタサラダ
ドレッシングもほどよい味で、野菜もおいしくいただけました。


二食食べてみての感想は、今まででかなりいいほうかも…。日本のエアラインもそれぞれだったし、路線が違うし、数年前だったから、比較対象にならないもんね?

ここでトランスファー。乗り継いだ飛行機には、お茶くらいしか出てきませんでした。
長くなったので、続きはまた明日。