辛気くさい話しになっちゃいますが、うちのわんこが死んで110日が過ぎました。
数日経って、玄関をお風呂の洗剤をかけてデッキブラシでごしごし、敷いていたマットはお風呂場で洗って干してくるくる巻き、使っていた毛布は燃えるゴミの袋に封印。桜島の灰が降ってたけど、しばらく玄関を開け放して、お香を臭い消しに焚いてました。
続いて…毛布を処分し、小屋を粗大ゴミに持って行き、封を開けたドッグフードを燃えるゴミに出し、未開封の缶詰をご近所さんに差し上げました。
四六時中、寂しくてたまらないというわけじゃないので自分って薄情なヤツだ!と思ったりしますが、なにかの折に、ふ…っと思いだしては、胸がきゅっとなったりしてます。いなくなった寂しさや悲しさ、あきらめなど…なんとも言いようのない気持ちがときどき湧いてくる日々です。
うちより半年あとに家族になったご近所のわんこ、どうも最近調子が良くないみたい。玄関に入れて過ごしているようでトイレが大変そうだったので、うちあったオムツを差し上げたところ、とても喜ばれました。
近所なのに、わたしも引きこもりだし(笑)、お仕事をなさってるのでなかなか会えなかったのですが、最近足腰が立たなくなってきたそう。
その様子をお聞きして、タイルの玄関にそのままだと見てる方もつらいと思い、置いたままだった消臭防水マットとペットフェンスも差し上げました。あとどれくらい、家族で過ごせるのかわかりませんが、何かの縁でいっしょになった命ですもの…。わんこも飼い主さんも、心地よい気持ちで最期がむかえられますように…。
我が家も、これで大きい物が目の前からなくなりました。
こうやって、少しずつ…すこしずつ…心が癒されていくんでしょうね。