子どもの体調、ご心配かけております。かなり良くなってきました。やっぱり二週間かかるもんなのねぇ。
このあいだ、ナショナルギャラリーに見たい絵があってひとりで行きましたよ。このあたりは町の中だから、ひとりでも大丈夫…。
見たかった絵のポストカードが欲しかったんだけど、ラックを探しても見つからないので店員さんに訊きました。
ナショナルギャラリーが解説してるYouTubeを見つけたので貼付けとくね。
あのね、こういう時に便利なのは、ネットがつながる状態の時にその写真を携帯にアップしておいて、画面を見せて「これのハガキをほしいの」っていうのが手っ取り早いみたいだったよ。これが一番確実で、時間がかかんない。
もちろん時間に余裕があったり、こっちの言うことをゆっくり聞く気のある人だったらいっしょうけんめいあーじゃこーじゃ言ってみるけど、このあいだ学校の先生に『オフェーリア』の説明を、「シェークスピアの…」とか「ハムレットに出てくる」とかしてみたけど、ぜんぜんわかってもらえなかったのよぉ。あれだけ、いっしょうけんめいこっちの言うことをわかろうとしてくれる人にも、理解してもらえないなら、ビジュアルですんなりコミュニケーションとれたほうがお互いのストレスもないってもんです。
あ…話がズレた。
その方法で「これがほしいの」って言ったら、「このポストカードはここになくて、長いこと品切れなの。他のお店にあるかどうか確認してみるからちょっと待ってて」って店員さんに言われたの。
その店員さん、電話で訊いて「他のお店になら、あそこの大きさのものがありますよ」って、お店の場所を地図で教えてくれたの。
「うーん、あのサイズだとトランクに入らないし…。ざんねんだわ。来週には日本に帰るのよ」ってなコトを言ったら、とつぜん日本語で「どちらからいらっしゃったんですか? わたしは沖縄です」
へ?? にほんじん?
東洋人っぽい顔してる人でも日本人じゃないと思ってるから、びっくりしちゃったよ。
お客さんも少なかったので、そこでしばらく雑談。
「持ってきた風邪薬と抗生剤がそのまま役に立ったけど、ちっとも出かけられなくて…」と話したら、「こちらの薬はとってもキツいものが多くて、日本から持ってらしてよかったですね」と…。
「ただの風邪じゃなくて副鼻腔炎のようで、医者から二週間飲むように言われて飲ませてたら、『そんなに長い間飲むなんて信じられない』『さっさと手術したらどうだ』ってホストファーザーから言われた」って言ったら、「そうそう…、薬の使い方が日本と違って、短期間で叩くような使い方をしますからねぇ。それにすぐ切っちゃえって言うし…」
あぁ〜、やっぱり感覚違うんだなぁ。
「でも良かったですよ。こうやっておかあさんがいてくれてお子さんも安心できたと思いますよ。絵は、またゆっくり見にいらっしゃればいいし…」
そうなのかなぁ。役に立ったかな?
この日は寒くて、人影がまばら。
以前来た時は撮影しても良かったのに、あまりにマナーが悪くて…数年前から禁止になったそうです。なんだか、ザンネンだなぁ。いつ行っても人が多いからしょうがないのかもしれないけど…。
この隣の『ナショナルポートレートギャラリー』もドアの前に標識が貼ってありました。そうそう…こっちのほうは、歴史の教科書に載ってる人がたくさんの美術館です。もし興味ありましたら…。
『National Galleryナショナルギャラリー』
Trafalgar Square, London WC2N 5DN
地下鉄の最寄り駅はチャリングクロスだけど、レスタースクエア(Leicester Squareって書いてあるから要注意。知らないと、これをレスタースクエアなんて読めないよ)からでも、繁華街のピカデリーサーカスからでもすぐです。ロンドンってこじんまりとしていて、徒歩で回れちゃうんだよね。もっと南のウエストミンスターからも近いよ。
日本語のわかりやすい公式サイトはこちらです。