きょうはかなり気温も上がってきて、錦江湾（鹿児島湾）でシュノーケリングを教えてもらいました。
母が海の近くで育ったらしく、子どもの頃はよく海に連れて行ってもらいました。でも自分が親になってからは子どもを磯遊びにあちこち連れて行くくらいで、わたしは監視役。海に子ども連れて行くと、とても自分が泳ぐ気持ちの余裕はないですものね。
夫はそういう磯遊びや釣りや泳ぐのが好きじゃないような雰囲気でして、誘うのも連れて行ってもらうのも…どうも言いづらくて…。ほんと厄介なわたしの性格…。
夫は、写真を撮るのが好きなのでダイビング免許とって潜って写真撮ったりしてますが、わたしはボンベしょってまで潜る気持ちにはあまりなれなくて、趣味というか興味の違いをつくづく感じてました。
でも、去年行った坊津。
その海の美しさにノックアウトされて、「そのうちシュノーケリングくらいはやってみたいな。キチンと習って、危なくない状態で青い魚やニモと泳げたらいいなぁ♪」とぼんやりと楽しみの方向性をそっちに考えていましたが、それがトントン拍子に進んだ形になりました。
夏までに水中眼鏡を買って、教えてくれる人を探せばいいや…って思ってたから、まさか「うちに何枚かサイズがあるから、そのスーツでとりあえずやってごらんよ」という奇特な人と巡り会えて、こんなに急に話が進むとは思ってなかったですよ。
桜島の見える湾で練習。
ウエットスーツ着てるとぜんぜん寒くないのね。それに妙な浮き方するの。足がつく所でもちゃんと歩けなくて、自分のカラダがコントロールできなくて不思議な気分。
…っていうかさぁ、ここで気がついたんだけど、ウエットスーツ着てるってことは全身タイツ状態だよね。ぽこぽんおなかも、くびれのないウエストも、薄いオシリも、ガッツリ肩幅もずえぇ〜んぶ丸わかりっちゅうことですなっ
着たところはぜったい写真撮らないことにしよう…。（☜見たいとか言ちゃダメだよぉ。いっしょに海行った人の特権ってことで…。でもそれって特権かぁ？）
あいかわらず塩ッからいのはニガテで、いっしょに海水を飲み込んじゃいそうでやっぱり怖い。
でも、ゆっくり足のつく場所でちょっとずつ教えてもらうと、やっぱり海好きなんだわ、わたし…。もう楽しくってしょうがないの。
ちっちゃいお魚や、赤いシマシマのミズクラゲもいて、きゃきゃ言いながら、ぷかぷか浮いて追っかけたりしたよぉ。まるで子ども状態。
あのね…実は「やりたいなぁ〜」って思って、結婚後、シュノーケルとマスク、靴と足ひれまで準備したんだけど、その夏に妊娠してそれっきり。それからはそういう気持ちになれなかったけど、好きなことややりたいことはずっとこころに抱きしめてると、その時は訪れるのですね。
あぁ〜、うれしいなぁ。
とってもしあわせな…忘れられない日になりました
