2014年8月25日月曜日

見てきたよ

きょうも暑くなりそうですねぇ〜。

きょうから学校…って地区もあるらしくて、FaceBookではなかなか進まない宿題にタイヘンな思いをしてる知人もいましたよ。ほんと…手伝えるものならおジャマしたいくらいですよ(涙)。

さて、『English Vinglish(邦題マダム・イン・ニューヨーク)』見てきました。

感想は「ぜったいDVD買う!」

もぉね、あの気持ちは山ほどあるのに言えないもどかしさ…。
わかるぅ〜っ!!!!!

でも、お互いに違う言葉を話してても通じるあったかさもあるのよね。

逆に、通じる言葉を持ってても心が通じなかったり…。

そういう話しの中身もよかったけど、わたしは(わたしにとっては)イミグレでのやりとりの事とか、語学学校の雰囲気とか、そんなの全部…いちいち「うん、うん…そうだったわぁ」でした。

私はアメリカにはまだ一度も行ったことがないからわからないんだけど、USAの入国以上にタイヘンと旅行会社の人から言われてるUKに五度行って行くたびにほんとに冷や汗ものです。だって、並んでる目の前でふたりも入国拒否られて「あっち行って自分の荷物とって帰れ」って言われてるの見たら、冷えるでしょ。(それに、“あの”事件もありましたものねぇ…しみじみ)
なので「他の国に入国する時はこんなに大変なんだぁ〜」ていうのが私のデフォルトになってるんですが、他の国ではこんなことあんまりないみたいですねぇ。もっとスルッと入れるみたいで、そっちがわたしに不思議です。ビザ申請が着いたその国の空港でできる…って聞くと、「えぇぇ〜!?」ですよ。

そういえば、映画の中でインドからアメリカ行くのにビザがいるんですね。知らなかったわ。
ビザの申請場面では、「なにしてるの?」お菓子作ってます。「食べ物が持ち込めないの知ってますか?」え?私、英語に弱くて…「英語しゃべれなくてうちに国でどうするの」って言われちゃったりしてね。

空港に着いた時にも、イミグレの列に並んでる時にも、何度も「結婚式に出席するために妹の所に行くの」って練習してるのに、いざカウンターで訊かれたら全部すっぱ抜けてるの…、わかるぅぅぅぅぅ!!
ほんとぉ〜に泣きたくなるから。☜それで英語やろうと思った。

この時点で、やっとパーパスが目的って意味なのを身を以て記憶した…というのを白状しておきます。机の上で試験勉強での記憶と、実践での使えるのってぜんぜん違いますね。もう絶対これは忘れない気がする。
すみません、次元の低い記述で…。でも、これで「やっぱ英語できんとマズいわあ」と本気で思ったので。

初めて飛行機に乗った時にキャビンアテンダント呼べないとかも…そうそう、そうだよねぇの気持ち。
今じゃ、ポチッと呼んで「ブランケットちょうだい」「紅茶をミルクでちょうだい」「クスリ飲むから氷なしでお水ちょうだい」ってお願いしちゃうし、トイレついでににギャレーに行ってスナックやチョコやアイス(ハーゲンダッツの時もあるもんね)もらったりするもんね。

ここで断っときますが、ちゃんとした英語はしゃべれてません。身振り手振りと、人当たり良さそうな満面のおあいそ笑い総動員でほしいものをゲット。年齢重ねての図々しさです(キッパリ!)。

でも、あのカフェのシーンは我が身を投影して、何度見ても泣けてきます。

あぁ〜、だめ。鼻の奥がツンとしてきた。

水をガス入りかそうじゃないか“Still or sparkling?"は、語学学校でもトピックになってたのよ。同じクラスの人(いろんな所からきてる外国の人)もあまりピンときてなかったから知らなかったみたい。だからそういうのも授業に入れてくれてたのかも。(あぁ〜、会いたいわぁ…)
こういうのって、たぶん知ってる人には何ともないんだろうけど、初めてだとめちゃ困りましたよ。日本じゃ訊かれないもん。そもそも店員とそういう会話して買わないし。そういうひとつずつが、私には不思議だったりおもしろかったりするんだけど、不便とか、ほしいものが手に入らないって思っちゃうと…とたんに悲しくなっちゃう。

語学学校の雰囲気も、わたしが行った所と似てる。
ふつうのスピードでしゃべってる事務員が、私がちゃんとしゃべれないのわかるとゆっくり単語で区切って説明してくれたりしてさ。まさに映画の中と同じなの。
授業中も、つい自分の国の言葉になっちゃうけど「英語でね…」って先生に言われる感じとかね。私のいたクラスにブラジル人や韓国人が多くて、共通語は英語の次が日本語っていうワケの分かんない状態のクラスで、しょっちゅう先生から言われてたよ。先生は3年間日本にいたから日本語わかるという気楽さもあったけど、けっきょく1回も日本語はしゃべってくれなかったなぁ。「漢字までわかるかどうかは知らないけど、ぜったいしゃべれると思うけど…」ってふったら、にっこり笑ってたもん。
映画の中みたいに、あぁやって食べ物持ち寄ったりもしたし。ほんとに楽しかったなぁ…(遠い目)。

映画の中で、「初めては1回だけ。全部の初めての経験が特別なんだよ。楽しんでね」ってところがあって、うん!まさに私の信条はこれ!!

飛行機乗るのだって、ひとりで海外に行くのは、ほんとに特別な始めてたと思うけど、広義だと…きょうの一日もきのうと違うもんね。
初めての目線できょうをすごすと、同じ家の中にいるのにもしかしたら違う一日になるかも…。
さっ、そんな気持ちで8月最終週も楽しんでまいりましょ〜♪