2015年6月29日月曜日

気をつけたこと

夫の風邪がぜんぜんスッキリ治らないので、ワインが開けられない妻です。

そろそろ運んだ衝撃もおさまって、落ちついてきてる頃なのにザンネンすぎる。
「飲みたい! 飲みたい! 飲みたぁ〜い!」

雨で洗濯も片付けも進まないし、気分も持ち上がらないし、しょうがないから、今回の旅で一番ネックだった空港から宿泊先への移動について、ブチブチ書いてきょうを過ごそう。

えぇ〜っと…、
イギリスだと、ロンドンの中心部へはTube(地下鉄。とちゅうずっと地上だけどね)で直行できるから、地下鉄が動いてる時間の飛行機を選んで自力で行けるようになったけど、シャルルドゴール空港からどうするよ?ってのが、今回の旅を始めるかどうか迷ったっていうかそこから頓挫。

それが3月。

「電車使うな」といろんなところから言われるくらいの治安ってだけで、ビビリのわたしは腰ひけましてねorz。

電車でよくある手口がこちら。


それでも、この“旅の話し”だけじゃなくてなにやっても失敗ばかりしてグズグズしてる自分がイヤで、思いきって行っちゃえ!といろんな旅行会社に空港の往復の送迎つきを見積もってもらったけど、HISでも25万。AEON鹿児島の旅行代理店なんて43万ですよ。
行きと帰りのルートが違うチャルカさんの雑貨買付けに同行させてもらってもそんな値段しないのに、飛行機とホテルだけでそれってなんなのぉ?

でも、そうなったら自分で手配するしかなくて、ネットで直行便を探したらあったあった。
三週間前なのに飛行機代、鹿児島からの往復もついて74,000円。鹿児島→東京→パリの往復で…ですよ!
それに、税金21,600円サーチャージ2,570円発券手数料8,130円クレジットカード手数料1,500円の合計107,800円。

これなら行くっきゃないでしょ…っていうことで、飛行機が半日遅れても夜にならなくてだいじょうぶな早朝便を予約して、自力で宿泊先までバスで行けるようにしましたよ。
「なんでそんな時間の飛行機にしたのよ。人がたくさん動く時間までぜったい空港からでちゃダメよ」って、出かける数日前に旅慣れた人から言われちゃったけど…。わたしとしては、夜より朝のほうがあぶなくないと思ったんだもん(涙)。

んで、空港からの移動。

とにかく、空港でもアヤシい人がいると聞いて、紙幣やカードは分けてあっちこっちファスナーのポケットでスライダー(ファスナーを開け閉めに引っぱる金具)には安全ピンでガッツリあかないように防御。

iPhoneもストラップ穴ありの薄いケースにびよんびよん伸びるロングコイルキーホルダー(←東急ハンズのネットショッピングサイトに飛ぶのでどんなもんか見てくだされ)つけて、かばんに縫いつけたDカンにひっかけて「わたしは取られないように気をつけてるわよ」感まんさい。

もちろん人前で出さないようにするのが鉄則らしいけど、抜き取られるのを防止できるかな…と。

でも、こんなの…取られるならあっさり取られたほうが、引っぱられて転けたり、駅のホームに落とされたり、殴られて奪われるよりマシかもしれない…と思ったりもしたけど。

小銭入れは20€と10€札を2枚、限度額が10万のクレジットカード1枚いれて、カラビナにチェーンつけてくくりつけたよ。
そうしてても、レジで渡す瞬間に札を抜き取られたりするらしいけど、そうなると…もうお手上げ。
だけど、そうなってもがっかり感がちょっとでも少なくなるように、小額入れて、カード会社へのフリーダイアルを書いたメモもちゃんと持参。

去年知りあいの企画したツアーに空きが出て行ったっていう友だちが、「添乗員さんが行く先々で「パスポートに気をつけてください」「スリに気をつけてください」って何度も何度もいうから、だんだん楽しくなくなってきたよ」って言ってたけど、そりゃそうだよね。でも取られた瞬間から、旅行が楽しくなくなるし、もう帰りたくなるし、行った街がキライになったり。

せっかくの初パリなのに、そうなるの…いやじゃん?

もう…盗難にあった時は、小額だったり、リカバー可能な範囲の被害でヨシと割り切れるだけの、自分なりの防備と注意は怠らずに…って気持ちで準備したよ。パスポートだと、精神的ダメージ大きすぎるもん。
最悪の“パスポート紛失”した時のために、コピーと写真二枚と運転免許証と、古くて役に立たんだろうけど家にあった住民票のコピーも別持ちにもしたけどね…。

あら…本題からどんどん離れてくわね。
長くなったので、続きはまた今度。