2015年10月30日金曜日

助けてもらってます

気がついたら、もう一カ月過ぎるのね。

やっと学校の雰囲気に慣れて話しかけられるようになった段階だから、まだまだ…。
今までより長くいると思うからあまり積極的じゃないってワケじゃないと思うんだけど、なんでかな? まわりの雰囲気?
それもあるかもしれない。あとは、何かしらポカしてしまうオトシゴロの自分なのをしみじみ感じるので、思いきって一歩前にすすめないの。これは日本にいる時もそうだったけど、その時よりできるようになったのがじょうずに人にお願いすること。だって、なにひとつ、ひとりじゃできないんだもん。

もっと早くに出かけられてたらなぁ。
ムリな話だけど…。

さて、そんな思いが錯綜している今日このごろですが、有効期限一カ月のプリベイドのシムカードに追加料金払ってきましたよ。


払ったレシートの、付箋紙はったとこに書いてある番号を入れればいいはずなので店員さんに確認しようと思ったら、すぐに店頭でやってくれまして。たいへんたいへんありがたく思うものの、ちっとも自分の練習になりませんでした。

でもこの日は疲れてたから、ほんとに助かったわ。

それから、、、

なんと、ユーロスターをネットで予約してしまいましたよ!

今回の帰国、じつは降りたヒュースローからじゃなくてシャルルドゴールからなの。料金がロンドン東京往復するのと全く同じで、それならフランスとの国境沿いのドイツに留学してる子どもの帰国にあわせて同じ便にして、未体験の地下鉄やエッフェル塔か凱旋門にも行ってみたいし、シュトラスブールまで足を伸ばしたりし…ともくろんでおりますよ。
パリはすごく用心しなきゃいけないけど、おいしい食べ物がたくさんだもん。食べるのが好きなこの子とパリで会えるなんて夢みたい♪

そんなわけで、ロンドンからパリへの移動をユーロスターとったんです。
どこから予約すればいいのかわからなくて、イオン鹿児島に行ったけどここにある旅行会社は予約すらできなくて、街まで出てHIS行ったら、予約はできるけど席はどこになるのかわからないんだって。

デッカい(といっても人よりはこまい)トランクだし、ひとりぽっちだし、初めてだけど次があるかどうかわからないオトシゴロだし、せっかくなら景色も楽しみたいしと思って、荷物置きの近くで窓側の席を確保してくれる日本の会社に頼んでみました。
値段はネットの倍したけど、事前に切符を送ってもらえて安心だし、その切符もって万全な体勢でイギリスのイミグレに挑まないと、入国審査で強制帰国になるのはヤだったので…。

その時、ユーロスターを予約しようと思っていろいろ調べてみたら、何度やってもフランス語に替えたサイトからユーロ建てで予約したほうが断然安い。同じ日の同じ便なのに、安い!
それは“じゅうじゅう承知の助”なんですけど、今回はねぇ…さすがにそこまでのチャレンジはできませんでしたよ。フランス語なんて固有名詞だってスペル違うから、オールフランス語の確認メールやバウチャーきたらお手上げだもん。
海外から英語のサイトなのにネット予約できただけでも私としたら大進歩ですよ。

でも、これからどうする?
だって、プリンターもないし…。

あ!
学校にパソコンにつながってるプリンターがあったから、メールを学校のパソコンで開いてプリントアウトすればいいかも。

んでもちょっと心配だったので、担任の先生に「あのー、ユーロスターの予約を…」って言ったら、「予約したいの?」「いえ、きのう自分でインターネットで予約したんだけど…」「オォー、mom。ブリリアント!」

明るい、明るすぎる…。

「こういうメールがきたんだけど、次は何したらいいの?」って、届いたメール見せたら、「プリントアウトしなきゃね。(パソコンのユーロスターのサイト開けて)んっと、名字はなんだったっけ?予約した番号は?」って、わたしの予約発見して、プリントをポチッとして、「休憩終わったら、持ってきてあげるよぉ〜」って。

どうも、教室のデータが職員室のプリンターにつながってるみたい。

休憩中に「フランス語サイトからユーロ建てで予約したほうが安いのは知ってたんだけど…」ってクラスメイトに話したら、「ここにたくさんフランス語わかる子いるじゃん。頼みなよぉ」

ガァーン、そうだった…。
このクラスだけでもフランス人3人いたわ。イスラエルから来た子もしゃべれるし。でも、なんだか人に頼むのってむずかしいよね、わたしの性格だとなぁ〜と思ってたら、「ユーロスター? 私になにかできることがありますか?」って、今週しか来てない子が申し出てくれて、それがもううれしくてうれしくて…。

でも、残念、買ってる。

安く買えないのがザンネンなだけじゃなくて、彼女が手伝ってくれて買えたならそれもここでの大事な思い出になったろうになぁ〜って思ってさ。買っちゃってたのがザンネンすぎるよぉ。

休憩終わって、先生が持ってきてくれた。
(これから使うからバーコードのとこモザイクかけとくね)

なんだか、こちらが負担に思わないサラッとした態度で手助けしてくれるのが、みんなステキすぎる。ほんとにありがたくてジンワリしちゃった。

鹿児島に来てる観光客の人にもっと親切にしなきゃなぁ…と、我が身を振り返った私です。
たとえ、すぐそばのあの国の人たちでも…。