書いたのがぜんぶ消えて、ガックリ。なんだかなぁ…。
んま、そんな気持ちはこっちに置いておいて、じつはもう日本におります。
アッというまに帰らなきゃいけなくなって、まだまだずっとここに居たい気持ちでいっぱいのパリでした。
あの事件でどうしようか少し迷ったけど、やっぱり来てよかったよぉ。
美術館はどこもガラガラだし、警官があちこちにいるからスリは少ないし、観光客も少なくて静かでよかったよ。今なら日本から往復2万の航空券もあったりするらしくて、即決して買っちゃいたいくらい。
んでもまぁ、予定通りロンドンからパリに行くって言ったら、ロンドンのおうちの人から「くれいじぃー!」って言われちゃったけどね。わたしだって人に対してなら「行ってもいいんじゃない?」って言えないけど、私ならもう充分生きたから、いいの、いいの…。
だけど、無鉄砲に行ったわけじゃなくて、ちゃんと現地のおうちの人の話を聞いたり、学校で同じクラスだったパリ在住の女の子に連絡してみたりしたよ。事件のあった三日後の月曜から学校はふつうにあったし、お店なんかに入る時に鞄の中を開けてみせなきゃいけなかったり、コートの前のボタンをはずして点検されなきゃいけないけど、それって面倒というより助かるわよねぇ。
二度目ましてのパリ、今回の課題“地下鉄に乗ってみる”もクリア。
1番線は無人運転で一番前が見られて、それがまたきれいなの♪
ひとりで乗るのさえこわいパリの地下鉄でこんな動画を撮ってアップしてるもんだから、子どもがとても心配してました。
…っていうか、あの雰囲気だと見た瞬間「お母さんったら、なに考えてあの危険な地下鉄でこんな動画撮ってるのよ!」って、本気で怒りまくってたかもしれないなぁ、ごめんよぉ。
種明かしすると…、同居人がビッタリくっついててくれたのよぉ。
回数券を買うのも、乗換えもするする連れて行ってくれて、この画像とる時にはわたしの荷物側に座って、鞄をみててくれたんですよぉ。
おまけに、ごはんまで二日もつきあってくれて、これまでひとりでなかなか外食できなかったパリごはんを堪能できました。
一日めは、彼女行きつけのビストロで Magret de Canardマグレ・ド・カナール。
この日は、偶然マグレ・ド・カナルがPlat Du Jourプレダジュール(おすすめ料理)になってて、グランドメニューだと€22するのに〆のスイーツまでつけて€17。これがチョコレートを食べてるかのような激ウマなガトゥショコラでまたまた感動しましたっ!
二日目はフォアグラのポアレ、€19。
「たった二切れ?」って言うことなかれ。
こんもりと盛られたバターたっぷりのマッシュポテトに乗せられたフォアグラの脂がとけてまわりにグルッとしたたって、たまらないおいしさでしたよぉ!
これだけじゃなくて、ほかにもおつきあいしてくださって(他のことはまたのちほど…)感謝のしようもありませんわ。
お礼といっては何ですが、『世界香水ガイド』と、昼用ウイングあり・なしとナイト用を各2袋ずつドラッグイレブンで買って、いっしょに船便にて送りましたっ。