2019年7月28日日曜日

真似はどこまでが許されるか

「今年の夏休みの宿題はコレだ!」って書いたから、”やるやる詐欺” にならないようさっそくワンピースを仕上げたよ。
裏地つけないコットンの一重で、すぐ縫えなくてどうする?っていうカンタンなものでも、とりあえず一枚できた。有言実行🤗よしよし…

出来上がったのを着て、鏡にうつして撮ろうとしたけどうまくいかなかったから、学校はじまったらボディに着せて撮って載せるね。

布地は、コートの裏地につかった残りの花柄。

コートは脱ぎ着するから、裏地が見えるのよね。
でも、柄物の裏地は種類がなくて素人にはイメージのものが見つけにくいし、ほんとに高くて手が出せない。
それで見えるとこだけ家にあった綿にして、すべらないと着にくい袖は黒無地のキュプラに。

実はこのコート。

miumiu👇がかわいくて、ひとめぼれ。

でも、339,120円も出せない⤵︎

それにこの値段はらうなら、ぴっちり自分にあってないとシャクにさわる。んで、作った。

こうやっていっしょに見ると、自分で作ったほうはぜんぜんトレンドふんでなくて垢抜けないなぁ💦
もうちょっと…ポケットのフラップと衿幅を広くしたほうがよかったなぁ〜。

…とは思うものの、そこまでやったらパクリになるよね?
「パクリじゃないよインスパイア、盗作じゃないよリスペクト」と開き直れる性格でもないし…ねぇ。

どんな服を作ろうかって行き詰まってると、文化服装の図書館に行ったり、デパートをうろうろしてひらめきをもらう。この時のコートのみたいに…。美容院で髪の毛そめてもらいながら見る女性誌にも、ずいぶん助けてもらってる。

だけど、それをそのままは、どうなんだろう??

最近いろいろパクリがどうとかっていう芸能ネタは私にはよくわからないからひとまず置いておいて…、以前とつぜん出版して3ヶ月で発売中止になった洋服の本があった。

中身の説明が雑で、作り方が間違ってたり、誤植もたくさん。実物大型紙はわかりにくくて寸法があってない。

はじめのうちは出版元のサイトでひとつずつ訂正してあったけど、発売中止になった原因は、表紙の服も含め中にある何着かまるまるコピーで著作権にふれたから…とか。
それ以降、そのお店はいっさい本のことには触れず、ネットに載せた記事も消してた。

それから2年経った今、新しい店舗に移転。

やってることがいやらしくて、トボけかたも口のぬぐいかたも私は好きじゃなかった。そういうことしててもちゃんと新しいお店ができちゃうほど稼げてるのね…と、いつもの私らしくなく呆れてる。

今も、どこかで見た誰かのデザインの服を作って売ってるんだろうか。地方だからやっていい…ということは、ない。