ナショナルギャラリー展のモネを見てたら、西洋美術館の常設にある睡蓮を見たくなった。
これ、ほんとうにかわいそうな絵なの(T ^ T)
西洋美術館のキャプションによると…、
「晩年のモネはジヴェルニーの自邸の池のほとりにアトリエを設置して睡蓮の池とその周囲を題材とした「大装飾画」の制作に没頭します。これはやがて、高さ2メートル、総延長90メートルを超える長大な〈睡蓮〉の大装飾画(オランジュリー美術館に設置)に結実しました。本作はそのうち《木々の反映》に関連づけられる作品で、柳の木が逆さまに映り込んだ睡蓮の池の水面が描かれています、1921年に松方がモネから購入したもので、当館に所蔵される《睡蓮》と同様、大装飾画の完成前にアトリエを出た例外的な存在です。 長くロダン美術館に預けられていた本作は、第二次世界大戦中にフランス北部の寒村に疎開し、おそらくその頃に大きく損傷しました。敵国人財産としてフランス政府によって没収された松方コレクションのひとつですが、戦後、その損傷状態の甚だしさから作品として扱われず、返却作品リストにも、フランスに留め置かれる作品リストにも含まれず、歴史の表舞台から消えていきました。2016年ルーヴル美術館の中で発見され、2017年に松方家より当館に寄贈されました」
なみだ出てくる😢
実は、この絵にはモノクロで撮られた写真が残っている。
それを元にAI技術とデジタルで復元した映像が展示してあったけど、それはザンネンだけど撮影禁止。時間と機会があったら見に行ってくださいな。
わたしはけっこうギリギリな時間になちゃったけど、西洋美術館の常設は他にも初公開の絵が何点かあって、見に行ってよかったわ!!
そうそう…、西洋美術館はナショナルギャラリー展が終了したら2022年春まで休館。思い立ったらいつでも行ける…と思ってたのに、一年半も行けなくなるのね。
はぁ〜、やっぱり気持ちをフレッシュにいつでも素直にしとかないとダメねぇ💦