2021年3月3日水曜日

漢方薬の治療

わたしが漢方薬をよく飲むようになったのは、カラダの不調を対症療法ではなく、全身の状態を整えて、自分の治る力を助けてくれてくれるのが好きだから。
それと、ひとつずつの症状を叩いていくんじゃなくて、全身がなんとなく調子よくなる治り方も安心なの。

”気”が足らないのは困るけど、多いのも困るけど、それは気だけじゃなくて、血けつと水すいも同じ。
その三つがちょうどいい量あって、ちゃんと流れて巡ってくれると体調がいい。そのバランスが崩れて症状がでたら、漢方薬を使っていい塩梅に戻せば体調が整う…というのが中医学の治療。

”気”というのは、西洋の人にはとても説明しにくい概念だけど、わたしたちはなんとなく感覚的に理解できるとこがある。
言葉もたくさんあって、気分、気持ち、気疲れ、気にするとか、運気、意気込み、浮気、色気とかあるねぇ?

気は人のカラダの中を、真ん中から端にむけて流れている。それが上に集まってくるのが気逆。
頭痛、ほてり、のぼせ、汗、咳、イライラ、ドキドキする、おどろきやすい、足先が冷える…など、そういう気逆の症状に効く(と本に書いてある)のを自分メモ_φ(・_・

黄連湯(気逆)
桂枝加竜骨牡蠣湯(気逆)
人参桂枝湯(気逆・気虚・水滞)
桂枝茯苓丸(気逆・瘀血)
呉茱萸湯(気逆)
柴胡桂枝乾姜湯(気逆・気虚)
桃核承気湯(気逆・瘀血)←わたしは逆立ちしても証があわない
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(気逆・血虚)
麦門冬湯(気逆)
苓桂朮甘湯(気逆・水滞)
三黄瀉心湯(気逆・血熱)短期のみ使用←これもわたしにはムリ
女神散(気逆・気鬱・瘀血)
加味逍遥散(気逆・気鬱・血虚・瘀血・水滞)

もともとあまり気逆はあまり出なくて疲れやすさとCOVID19の対策で補剤を飲んでたせいで、わたしのカラダの調子が変わってきたのかも。
診てもらってる先生に伝えたら「すぐ薬の効果が出てくる体質だね」って。これって、ほめられたの?あきれられたの??

…で、肌のカサカサや肩こりもあるから、血虚や瘀血にも有効で気逆にも効果のある加味逍遥散に変更になった。
また人体実験の結果(笑)がでたら、報告しまぁ〜す♪