2023年9月14日木曜日

場にあわせた服装

きのうニュース見てて、気になったこの写真。

そかそか…、こういう儀式のときはモーニング着るんだった❗️(←誰がなったとか、これからの政治はとか、そういうのじゃなくてそこかい??🤣)

夜に撮影してもモーニングコートなのにはちょっと違和感あるけど、ま、これが今の慣例なのであっちに置いといて、『正式礼装』ってなんだったっけ?

皇室の人や、宮中の授与式とか、庶民だと結婚式の新郎や父親が着るくらい。
馴染みがあるとは思えないけれど、人生…何が起こるかわからない。過去にこういう事もあったじゃない??
あのとき文化服装や新宿伊勢丹メンズ館の人に助けてもらって必死に調べたのに、もうすぅ〜っかり忘れてるよ😅 教科書やノートを引っ張り出しておさらいしよう!

昼間(午後六時まで)なら、『モーニングコート』。
夜は『燕尾服』か『タキシード』。燕尾服は、クラシックの指揮者が着てて、見る機会あるねぇ。あれはソワレだけだったのね。

そっちまで書くと混乱するから、この写真の『モーニングコート』の決まりをメモ_φ(・_・

上着;ひとつボタン。シングルブレスト。ピークトラベル。
   前端から後ろにかけて斜めにカット。ウエストから裾までのベンツ。
ベスト;必ず着用。日本では上着と同素材。国際的には淡いグレー。
    慶事は白クリームでも可。弔事は黒のシングル。
パンツ;縞のコール地、裾は斜めのモーニングカット。シングル。
シャツ;白無地のウイングカラー。弔事はレギュラーカラー。ダブルカフスが望ましい。
ネクタイ;白黒の縞、シルバーグレー。結び下げまたはアスコットタイ。
     アスコットタイの時シャツはウイングカラー。弔事は黒の結び下げ。
カフスボタン;金、真珠、白蝶貝など。弔事は黒い石。
靴下;黒無地、白黒の縞。
靴;黒のストレートチップ、プレーントゥ、スリッポン。エナメル不可。
ポケットチーフ;白の麻か絹。スリーピークス(折り方)。
手袋;黒の革、白かグレーの布。はめず手に持つ。
これに、シルクハット、杖…で、パーフェクト👍

んで、女性は男性に準ずる。
ガチだと、ローブモンタンっていう床までのスカートに首つまってて長袖。素材は絹。パールか宝石のアクセサリー。それに帽子と手袋と扇。そこまでやっちゃうと、この場面は浮いちゃうねぇ。
だから、フルレングスのワンピースにして、首元を開けたり、素材にレース使った、袖丈短か区して、アンサンブルやは織物っぽいのを落とし所にしてるのかも。←個人の見解

ファッションはどんどん変わってく。
基本を知ってるのは大事だし、それを頑なに守って、他人にうるさく言ってるのは居心地悪いなぁ。今の時代や雰囲気にじょうずに取り入れて、うまく崩していけばいいや。
ヴィヴィアンの服も、実は肩線とか袖とか、昔の服の要素もりもりだったりするもんね。

やっぱりこういうの、楽しいや🎶
思い出せる機会がもらえて、うれしいなっ❤️