2019年6月19日水曜日

服の防虫剤について

ブログが滞ってるけど、事故やケガで書けないわけではないのでどうぞご心配なく。(だれも心配してない…って💦)

なにがあったか、くわしくはWebで…ではなくInstagramで。

さて、梅雨前にやっつけておきたい、イエ仕事。

クリーニングに出してない冬物、ダウンなんかも残ってない?
ウールはこの時期にカビ生えるし、きれいにしとかないと虫が食ったりするよぉ〜。←自分に言い聞かせている(汗)

衣料用の防虫剤って、ざっくり分けると「ピレスロイド」、「パラジクロロベンゼン」、「ナフタリン」、「しょうのう」と、天然系のがあるよね。

「ピレスロイド」ってのは、臭いのしないヤツ。
毒性が比較的少ないって言われてて、他のものと併用できるけど、金属が変色するから金属ボタンとかついてたらNG。金糸の着物着てるお雛様に使っちゃダメよ。

「パラジクロロベンゼン」、「ナフタリン」、「しょうのう」は臭いのあるヤツ。
この三つは、単独使用。他のをいっしょに使ったらダメ。去年のが残ってて他のを足して使うときは、すっごく気をつけて❗️

この三種類の中でも「パラジクロロベンゼン」はめっちゃ臭う。
すぐ効くけど期間は短くて、真夏の納戸にいれてたら溶けちゃうくらい融点低くて、プラスチックを変質させる。なので、樹脂のボタンやファスナーついてるのにはむかない。健康被害の報告もあるから、ちゃんと量を守って使ってね❗️←たまには専門相談員っぽいことも言ってみよう…うむ。

「ナフタリン」って、ベンゼン環がふたつくっついたヤツ。化学で出てきたよねぇ(笑)

臭いのする三つの中では「ナフタリン」は緩やかな効きかた。特に使っちゃダメなのはないけど、直接触ったり子供が間違えて飲み込んだらたいへんな毒性強いモノ。どっちかというと、お雛様や節句の飾りなどに使ったほうがいいように思う。(←個人の感想)

「しょうのう」は、和服によく使われてる。
天然のクスノキつかってるけど、かーなーりー毒性強い。天然のものが体にいいとかいうのは、ただの妄想だからね。わたしが子供の頃虫干しの時は、部屋に入れてもらえなかったくらい。子供の誤飲事例があるので注意してね。これもプラスチックはNG。

…とかいいつつ、7年前からわたしはKUSU使ってる。

福岡・佐賀・長崎・熊本のクスノキ使ってる…っていう、ひとり九州親善大使(鹿児島はどうした、鹿児島はw)

カンフルオイルにはサフロールという発がん性がある成分があるけど、このカンフルオイルには約3~5%ほど。よく出回ってるカンフルオイルには80%以上だからずいぶん少ないけど、ゼロじゃないのが気になる人はやめといたほうがいいかな。
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