タッカイお金(と言ってもオペラとしては安い席の9,900円)払って観に行った新国の『
セビリアの理髪師』がガッカリだった話、したっけ???
お金ケチって最上階の隅っこで、観たせいかなぁ?
だって、ひとつ上が15,000円。その上になると22,000円、26,400円。
オーケストラに歌手、舞台装置に照明、演出に合唱指導、ダンサーもいるからオペラがこんなに高額なのは理解できるけど、そんなに払ってみたいとは思えなくてさぁ。とりあえず残ってる一番安い席にしたから舞台手前が見切れてる席だったから、見ててつまんなかったのかな。
話も歌も知ってるけど、舞台上あちこちで別な事してて歌に集中できなかったり、同じ列の熱狂的なファンのおじさまたちから何度もある「ブラボー!!!」に圧倒されて居心地悪かったり。なんだか知らない子供の学芸会を見せられてるみたいなアウェイ感。(ごめん🙏)
そういうタイミングで、「映画館でロンドンで1984年から何度も再上演されてる演出の、『
トゥーランドット』やるよ」って教えてもらってさぁ。
ロイヤルなら何度もバレエを見に行ったし、ロイヤルのバレエはパリオペラ座のよりかなり見やすかったし…って初オペラ。
見てみたら、ものすごぉ〜く良かった!!!途中で解説やインタビューもあるし、休憩も2回入っててめちゃ助かった♡
やっぱり初めてなのは、妙な演出じゃなくて…こういう普通のがいいや。これが私のトゥーランドットのスタンダートになると思う、うんうん。行ってよかった♪
これからは映画館上映を見て、好きな演目だけ生舞台にしよう。
それに味をしめて、今週は『カルメン』行った。
パリ・オペラ座なのがあまり気乗りしないけど、『カルメン』はフランス語だし、2月に東京二期会のカルメンが面白くて続けて二回も見に行っちゃったし、たぶん大丈夫。
んで、感想。
いやぁ〜、フランス人すごい。エロい。←褒めてないw
血糊が何度もドロドロしてるし、いたしてる振り付けがあちこちだし、ダンサーが舞台上でマナ脱ぎしてマッパでポージングして股間を見せられると思わなかったよ💦 カルメンが黒パンティ脱いでホセに投げつけて、押し倒したホセにまたがってとか、それは話の流れでは理解できる。だけど、この演出は一体なに😅
舞台始まってすぐ、白ブリーフ1枚だけの男性が舞台を走り回ってるところで察しろ、アタシ。
でも、すごぉーく楽しかった! また行くっ!
ロイヤルは解説と休憩があった上映だったけど、パリオペラ座は休憩なくて2時間50分。トイレに行きたくなったらどうしようってドキドキしたので、上映前にビール飲んだりはできないねw